WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2011年6月 9日のニュース

被災地に新米を 山崎の農家が休耕田で田植え

0609hisaitikome.jpg 東日本大震災の被災地に新米1・5トンを届けたいと、福知山市山崎の田辺太三さん(72)が近くの休耕田を水田に戻して田植えをし、8日に作業を終えた。復興への願いを込めて、秋に収穫して現地に送る。

■戦争で父を亡くした苦しいころと被災地重なり■
 
 田辺さんは農業・建設機械の販売修理業を営みながら農業をしている。被災地で米作りができないことを憂い、手助けを決めた。その背景には、ある思いを秘める。
 
 「今回の震災被害は戦争のあとみたいなもの。たくさんの人が犠牲になった」。状況は違うが、2歳のときに戦争で父親を亡くした自分と重なった。「苦しくなかったといえばうそになるけれど、私にはまだ家があった。震災はもっとひどいことになっている」から、居ても立ってもいられなかった。
 
 すでに義援金を送っているが、まだ出来ることがあるのではと考えていた。自身の田植えを済ませて落ち着いた2週間ほど前に、被災地用の米づくりを思い立った。
 
 作業は2反の休耕田を水田に戻すところから。うち1反は20年以上使われておらず、土をすく途中で出てきた大きな石を取り除くなどして下準備を整えた。
 
 8日に田植えを終えて一段落。休耕田分を主にコシヒカリ30キロ入り50袋を届ける計画でいる。田辺さんは「震災の規模を考えたらほんの一握りにしかならないだろうけど、少しでも復興につながれば」と話していた。
 
 
写真=被災地用のコシヒカリを植える田辺さん

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ