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両丹日日新聞2011年6月 8日のニュース

自宅の離れを過疎進む地域の交流拠点に 奥榎原で大槻さんがアトリエ喫茶開設

0608kirari.jpg 過疎、高齢化が進むなかで住民の交流の場にしたいと、福知山市奥榎原の大槻勝彦さん(65)が、自宅の離れを改装してアトリエ喫茶「木楽里(きらり)」を開店し、3カ月が過ぎた。営利目的が第一ではなく、地元住民が中心に気軽に集まって話し合い、さらに手工芸や音楽を楽しめる憩いの空間にしたいとの願いを込めている。

 奥榎原は、緑に包まれた谷間の地区で、市内の多くの地区と同様に過疎高齢化が深刻。5月末現在102世帯、221人が暮らすうち、65歳以上の高齢者比率は約40%と高い。大槻さんは、団塊の世代の仲間らに呼びかけて、07年に地域活性化の組織「奥榎原きばろう会」を立ち上げ、農地の管理保全などに取り組んでいる。
 
 木楽里は、昨秋から自宅離れと、かつて地区の小さな図書館として親しまれた「大槻文庫」を改装して作った。喫茶は約50平方メートル、アトリエは約40平方メートル。テーブル、いすなどはすべて木製。一面を白壁にし、明るいイメージに仕上げた。壁には趣味で描いている油絵や知人が撮影した地元の祭りの写真などを飾る。メニューは飲み物類が中心で、妻の恵子さん(61)が厨房に立つ。
 
 喫茶は、地元住民たちだけでなく、各種団体の会議などにも利用されている。大きなテーブルを置いたアトリエは多目的に利用しており、大槻さんが「上豊富そばえぼしの会」に入会しているため、手打ちそばの体験教室も開いている。このほか、絵手紙、籐、蔓細工教室にも応じている。11日午後7時からは「さなぶりマンドリン演奏会」(飲み物付きで500円)を計画している。
 
 場所は市街地からの場合、国道9号の新庄交差点から、国道429号に入って夜久野方面に進み、口榎原交差点を左折、府道福知山山南線を4キロ程度進んだ道路沿いの左手にある。営業は土、日曜日の午前10時から午後5時までを基本としているが、要望があれば他の日に開店する場合もある。
 
 大槻さんは「喫茶というより、小さな公民館をイメージして作りました。木の温もりを感じ、心を癒やしていただける場になればうれしい。地区外の方もどんどん利用してほしい。将来は営業日を増やしていきたい」と話していた。
 
 
写真=木の温もりを感じさせる店内と大槻勝彦さん(手前)、妻の恵子さん

    

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