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両丹日日新聞2011年6月 5日のニュース

貴重なセミの標本展示 大江・元伊勢観光センター

0601semitohanaten.jpg 「丹後天橋立大江山国定公園」内の大江山連峰地区を中心に採集されたセミの標本と花の写真を集めた展示会が、福知山市大江町内宮の元伊勢観光センターで開かれている。生息数が減り、府外では3カ所の生息地が国の天然記念物に指定されているヒメハルゼミの標本もある。

 大江山や酒呑童子の里を訪れる人たちに豊かな自然を伝えようと、観光客を誘致するために福知山観光協会大江支部、市大江支所、大江山自然愛好会が一緒に計画した。観光センターを使った初めての企画展となる。
 
 セミの標本は、ケース13個を展示。自然愛好家として広く知られた故・城下萬吉さんら大江山自然愛好会(吉井雅宏会長)のメンバーが採集したもので、府内では大江山で初めて見つかったコエゾゼミ、アカエゾゼミ、エゾハルゼミ、ヒメハルゼミなどの標本も見られる。
 
 ヒメハルゼミは7月中旬に椎や樫の林で、一斉に鳴くことで知られ、同町では元伊勢内宮皇大神社の森に群生している。生息地が少なくなり、新潟県、茨城県、千葉県の生息地で、国の天然記念物に指定され、県レベルで準絶滅危惧種などに指定されているところもある。
 
 写真は、河守新町の自然公園指導員、中島均さん(70)が撮影した大江山に自生するタニウツギ、ヒュウガミズキ、大文字草など、色・形がさまざまな約30点を展示。マムシが鎌首をもたげたような姿のマムシグサなどの実物も並んでいる。
 
 展示は26日まで。時間は午前10時から午後4時まで。月曜日休み。北近畿タンゴ鉄道(KTR)の大江山口内宮駅から徒歩1分のところにある。
 
 佐藤秀樹・市大江支所長は「市内には貴重な植物、昆虫、鉱石などの資料を持っておられる方が多い。大江山自然愛好会などと連携をとって企画展を定期開催することを考え、これからもセンターを有効に活用したい」と話している。
 
 
写真=府内では大江山で初めて発見されたセミなど貴重な標本や花の写真が並ぶセンター

    

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