WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2011年5月27日のニュース

宇宙アサガオ第2世代の種 少年団が増やして地域へ配布

0527asagao.jpg 福知山市夜久野町で活動する日本宇宙少年団夜久野分団は、宇宙飛行士の山崎直子さんと宇宙の旅をしたアサガオの種の第2世代を、地域に配布する。分団で育てて昨秋に採取した約2500粒で、このうち半分は少年団本部に返還。残りを町内の学校や町内外の希望者に渡して宇宙への関心を高め、栽培を通して優しさや希望を育ててほしいと願っている。

 種は鹿児島県のJAXA(宇宙航空研究開発機構)種子島宇宙センターで育てたアサガオ「ムラサキ」から採取された。日本宇宙少年団副団長も務める山崎さんが、約200粒を昨春、スペースシャトルに持ち込んで旅立ち、国際宇宙ステーションで15日間に地球を238周した。帰還後、少年団理事長で「夜久野は銀河鉄道999の心が生まれた古里」とする漫画家、松本零士さんに渡された。
 
 宇宙を旅した種は、少年団67分団などに昨年6月、山崎さんのメッセージや宇宙飛行証明書とともに、数粒ずつ届けられた。
 
 夜久野では分団関係者が1粒ずつ、4つの植木鉢に植え、上夜久野と下夜久野の2カ所で栽培。猛暑が続いたが、毎日の水やりを欠かさず続け、栽培記録も丁寧に付けた。熱心な世話で順調に育ち、学校などでみられる一般的なアサガオより大輪の、紫や淡いピンク色の花を咲かせ、秋には1株あたり400粒から1000粒を超える種が取れた。
 
 1250粒は少年団本部に観察記録とともに返還した。残りのうち600粒は町内の保育園、小、中学校に、取り組みの趣旨や育て方を記した資料とともに配っているところ。あとの650粒は、希望者に1人2粒ずつ、分団事務局のある額田の夜久野地域公民館で渡す。
 
 宇宙アサガオは第2、3世代へと栽培の輪を全国へ広げる計画。一部は東日本大震災の被災地に「元気」を届ける意味で、メッセージを添えて送られる予定。第2世代以降は、紫の中に白い花が咲くなどの突然変異が起きる可能性もあるという。
 
 分団事務局の大隅万理子さんは「栽培を通して宇宙へ思いをはせてほしい」と話していた。
 
 
写真=第2世代の種配布に向けての準備をする大隅さん(左)と衣川豊・夜久野地域公民館長

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ