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両丹日日新聞2011年5月12日のニュース

「がんばっぺし」東日本(2):継続する力の必要性を痛感・下

0512tukamoto.jpg 福知山ボランティア連絡協議会会長の塚本直矢さん(33)。夜は被災者と同じ建物内で雑魚寝し、朝から作業に従事した。短期間ながらボランティア活動を通じて現地の人の喜ぶ顔に出会えた。だが、達成感は湧かない。それよりも「全然終わっていない。まだまだこれからだ」と痛感した。

■作業に没頭しても湧かない達成感■
 
 大震災が発生した3月11日直後、すぐにでもボランティアに行きたいとのはやる気持ちを抑えた。出来ることがわからないまま現地に入っても逆に迷惑になるから。「まずは人命救助とライフラインが整ってから」と、機会を待った。一緒に作業をした人たちも同じ思いだった。
 
 今回のボランティア派遣事業は連休中ということもあり、定員を超える申し込み者であふれた。多くの関心が心強い一方で、心配していることがある。
 
 作業は、突き詰めると人海戦術頼みになることが多い。今はまだ被災から間がないため、ボランティアへの関心は高い。しかし、復旧は長期化が見込まれる。復旧が進むにつれてボランティアの役割も増え、その力が更に必要になってくる。「いかに長く継続的に行えるかが大切」と訴える。ボランティア意識を風化させない方法、そのための支援体制の確立も今後の課題になる。
 
 頑張ろうの意味の方言「がんばっぺし」を合言葉に、立ち上がろうとしている現地の人たちの気持ちに触れた。みんな歩み始めている。アワビ漁をする男性からは「2、3年もしたら捕れるようになってるから遊びにきて」といわれた。そうなってほしいと願う。
 
 現地で見聞きしてきたことをボランティア仲間に伝えたい。そして、自身も再びボランティアとして被災地に戻るつもりだ。
 
 
写真=塚本さん
 
【関連ニュース】
 
 ・「がんばっぺし」東日本(1):継続する力の必要性を痛感・上
 
 ・「がんばっぺし」東日本(2):継続する力の必要性を痛感・下
 
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