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両丹日日新聞2011年4月15日のニュース

実践経験を基にビジネス書「適正在庫のノウハウ」出版 平野町の中村謙治さん

0415nakamura.jpg 企業経営や職場の改善に役立つ、生産・物流管理者のための書籍「適正在庫のノウハウ」を、福知山市平野町の中村謙治さん(64)が執筆。ビジネス書の秀和システム社から出版した。欠品ゼロ、不良在庫ゼロを実現する方法を具体的に紹介した画期的な一冊として、全国の書店に並んでいる。

 中村さんは長田野工業団地に福知山工場を持つ環境関連企業のエスペックで、生産管理や物流、購買、システム部門を経験し、それぞれの責任者を務めて2年前に退職した。在職中に頭を痛めたのが、在庫管理。生産ラインからは「仕入れ資材や部品の欠品が多くて生産効率が上がらない」とクレームを受けていた張本人だと自身を紹介する。
 
 一方で会社からは「在庫が多すぎる」と抑制を求められてもいた。「解決するにはどうすればいいのか」。日本を代表する企業が当時取り入れていた手法なども参考にしてみたが、うまくいかない。そこで根本から見直してみたところ、「問題は仕入れのルートではなく、社内にあることが分かりました。これはどの企業にも当てはまることです」という。
 
 エスペックでは、生産部門と販売計画部門が協力することで、まず欠品を減らすことからスタート。着実に成果が現れたため、目標を引き上げ、3年で欠品ゼロを達成することができた。同時に在庫を40%削減。社内の生産性も向上した。「計画的な発注ができるようになり、社内だけでなくお取引先の仕入れ企業の改善にもつながり、みんなにメリットが生まれました」と話す。
 
 「調達の方法を指南する本は多いのですが、在庫適正化の本が無かったので、私の後輩たちに役立つようにと、課題の探り方、解決するための手法を、実際の数字を示しながらまとめました」と中村さん。「経営コンサルには書けない、現場を経験してきた者ならではのノウハウを詰め込んだ」ともいう。税別2200円。福知山市内では福島文進堂本店などで扱っている。
 
 
写真=「団塊世代の知識を次に伝えたかった」と執筆動機を話す中村さん

    

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