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両丹日日新聞2011年4月 2日のニュース

市民がレンジ、こたつなど家財提供 被災一家が体調回復、笑顔戻る

0402endou.jpg 東日本大震災を受け、福知山市が被災者用に準備した市営住宅に福島県いわき市から遠藤さん(34)一家が入居して1週間。当初は毛布類しかなく、明かりもなかったが、その後、多くの市民の協力や市の支援で、衣食住ができる環境が整った。「ここで受け入れてもらえて良かった。多くの方々に心から感謝しています」。体調を取り戻した遠藤さんと家族に笑みが戻った。

 過去に経験をしたことがない大地震に遭いながらも、家族全員が全員が無事だった。福島第一原発から50キロ程度離れてはいるが、放射能への心配は大きく、子どもたちの将来を考え、妻と相談し、西日本への移住を決めた。
 
 何カ所かで受け入れ依頼をしたが断られ、3月26日にようやく、1年間の家賃、敷金も免除される三和町芦渕の市営住宅「フォレストサイドみわ」に入居できた。
 
 入居時は周りのことが分からなかったうえ、4人全員がそれまで避難所生活を送っており、1000キロ以上の長旅をしてきたことから体調を崩し、風邪を引いたりした。
 
 福知山に着いて以降「夜はとても寒く、病院にも何度か行きました。入居が新聞で報道されると、見ず知らずの市民の方々から次々に物資が届き、今では冷蔵庫、ホームごたつ、テレビ、電子レンジ、他の生活物資も一通りいただきました。市の職員や消防署の方にも随分お世話になりました」と、善意に感謝している。
 
 これからは職探しが課題。「今までは塗装関係の仕事をしてきましたが、これからは、できれば荒廃農地を再生して新鮮な農産物をつくりたい。機会があれば、危機管理をもつ大切さを、福知山の大勢の人たちに呼びかけていきたい」と、話していた。
 
■3日の御霊公園 ゆるキャラ復興イベントでスピーチ■
 
 全国の地域おこしに活躍する「ゆるキャラ」13体が3日に福知山へ集まる、東日本大震災復興祈願イベントに遠藤さんも参加。午前10時30分から御霊公園舞殿ステージで、市民にメッセージを伝える。
 
 
写真=市民から提供を受け、笑顔が戻った遠藤さん一家

    

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