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両丹日日新聞2011年3月 3日のニュース

世界シェア維持へ160億円投入 SECカーボン京都工場増設完成

0303sec.jpg 福知山市長田野工業団地にあるSECカーボン京都工場(二宮博文工場長)で進められていた工場の増設工事が完了し、3日にしゅん工式などが催された。約160億円を投入した事業で、現在試運転をしており、夏には本格稼働する予定。これにより、30人弱の雇用効果があった。

 尼崎市に本社を置き、主力の京都工場で鉄製錬用の人造黒鉛電極、アルミニウム製錬用電極(SK−ブロック)、特殊炭素繊維などを製造している。
 
 増設したのは、アルミニウムを製錬する際に必要な電極となるSK−ブロックを製造する工場。アルミニウムは、原料のボーキサイトに複数の工程を加えてできたアルミナを電気分解して作る。SK−ブロックはこの電解炉の陰極に使い、SECが世界シェアが45%を占める。
 
 このところアルミニウムの需要が世界で年に4〜5%拡大しており、今の年間需要4000万トンが10年後には2倍になるといわれる中で、アルミ精錬に必要なSK−ブロックのトップシェアを維持するために工場を増設した。
 
 既存工場の東側の空き地に建設した新工場は、鉄骨造り5階建て延べ約9000平方メートルの成形工場のほか、鉄骨造り平屋建ての焼成工場(約5000平方メートル)、黒鉛化工場(約3200平方メートル)の3棟。併せて、既存建物の一部(約5000平方メートル)を加工工場として整備した。
 
 増設の工場は、本格稼働のあと、景気動向や需要を見ながら稼働率を上げることにしており、フル稼働は2〜3年先とみられる。最終的に、SK−ブロックの生産能力は、現在の年間3万トンから4・5万トンにアップする。
 
 二宮工場長は「工場の増設を、あえて海外ではなく国内とし、顧客の要望に応え、高品質を維持して世界に売っていきたい」と意気込みを見せている。
 
 
写真=広大な50ヘクタールの敷地に建つ京都工場

    

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