WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2011年2月 2日のニュース

三菱のお雛様が里帰り 茂照庵から岩崎氏設立の美術館へ

0201hina.jpg 福知山市六十内の国登録有形文化財・桐村家住宅「茂照庵」で所蔵する三菱・岩崎家の雛人形が、ゆかりの静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)で5日から里帰り展示される。

 茂照庵は桐村家を受け継ぐ桐村喜世美さんがコレクションする多くの人形を収蔵しており、雛祭りの時期になると「山里の雛祭り」として、豪華な雛人形や江戸時代に作られた貴重な人形たちを展示してきた。
 
 岩崎家の雛人形も、その一つ。三菱第4代社長の小弥太氏(1879年−1945年)が、孝子夫人のためにと昭和の初めに京人形司・5世大木平蔵氏に特注した。童人形のやわらかな表情、細部にまで手の込んだ作りがされた衣装や道具類は、いまでは再現が難しいとされている。
 
 戦後に散逸していたものを、桐村さんが方々に手を尽くして集め直した。
 
 里帰り展示する静嘉堂文庫は小弥太氏と父・弥之助氏が自邸内に設立した美術館で、国宝7点、重要文化財83点を含む約20万冊の古典籍と6500点の東洋古美術品を収蔵している。5日からは「岩崎家の人形展−桐村コレクションのお雛様を迎えて」と題して、桐村さん所蔵の人形と、同美術館が所蔵する、孝子夫人が小弥太氏の還暦祝いに贈った木彫彩色御所人形を展示する。
 
 3月21日まで。最終日を除き月曜休館。学芸員による列品解説が2月12日と3月10、19日に、徳川美術館副館長の四辻秀紀さんによる講演会が3月6日に行われる。
 
 
写真=岩崎家に里帰り展示される雛人形(茂照庵で昨年)
 
【関連ニュース】
 ・三菱財閥ゆかりの人形など並べ 茂照庵で雛祭り(2010年3月)

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ