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両丹日日新聞2011年1月25日のニュース

手漉き和紙の原料 雪の合間に天日干し

天日干し福知山市内で唯一、手漉き和紙作りをする大江町二俣、田中製紙工業所で、和紙の原料となるクワ科の植物・コウゾの皮の天日干しが始まった。今冬は雪が多く、天候を見ながらの作業が続く。

 大江町内では古くから手漉き和紙の生産が行われており、江戸末期から明治にかけて二俣などの河守上地域などでも広まったが、いまも手掛けているのは田中製紙だけとなっている。
 
 田中製紙では、由良川沿いで栽培しているコウゾを使用。毎年冬の時期に収穫し、天日干しをしている。
 昨夏の猛暑の影響で、コウゾの生育が心配されたが、皮の肉質部分が厚く、良質のものが取れているという。原料の収穫量は約5トンを見込んでいる。
 
 刈り取ったコウゾは約1・2メートルの長さにして、木製の桶の中で約2時間蒸したあと、皮をはぎ、高さ5メートルの稲木で2週間ほど乾燥させる。今季の天日干しは、7日から始めた。
 
 雨や雪に当たると、天日干しの時間が長くかかるため、悪天候の場合はいったん屋内に入れる。
 田中製紙の5代目、田中敏弘さんは「この冬は雪が多く、いつもよりコウゾを乾かすのに時間がかかっていますが、気温が低いので皮に雑菌がついてカビが発生することはなさそうです。雪が少なくて冷たい風が吹いてくれればいいのですが」と話している。
 
 天日干し作業は3月上旬まで続く。
 
 
写真=1・2メートルの長さにそろえたコウゾの皮を稲木に干す
 
 

    

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