明治5年(1872)以来138年ぶりに建て替えが進められていた、福知山市大江町内宮、元伊勢内宮皇大神社(大志万昌次宮司)の本殿が完成した。新年は真新しい本殿で参拝者を迎える。
内宮神社では、60年に1回、本殿を建て替えることになっている。近年では明治5年に実施したことが本殿内にあった棟札から判明しており、本来なら昭和7年(1932)に建て替えられる予定だったが、資金が得られなかったことから、先延ばしになっていた。
拝殿は平成元年(1989)に改修が完了。神社の資金がたまってきたため、本殿の改修計画が持ち上がり、今年6月から工事に入っていた。
建築様式は神明造。屋根はかやぶきで、千木と10本の鰹木が設けられている。旧本殿と比べ両側に1メートルずつ広がっている。
棟木は神が降臨すると伝わるエノキを使用。長さ約12メートル、直径は約60センチ。このほかの部材はヒノキを中心に使っており、旧本殿で使われていた部材も一部利用している。
25日夜には拝殿内に設けた仮殿から新本殿に御神体を移す遷座式を行った。31日午前11時30分から除夜祭、1月1日午前0時からは太鼓を合図に初詣で客を迎え入れ、同0時30分から歳旦祭をする。
大志万宮司(85)は「念願の大改修を無事終えることが出来ました。これもみなさんのご奉賛のたまもの。いつまでも立派な社殿であるよう見守っていきたい」と話している。
写真=新しい本殿
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