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両丹日日新聞2010年12月 6日のニュース

現場の苦労や展望、伝統技術を守り育てるシンポで4人が発表・討論

1206sinpo.jpg 「福知山の伝統技術シンポジウム」が5日、福知山市昭和新町の府立中丹勤労者福祉会館で開かれた。日本の伝統技術に携わっている4人が、現場の苦労や展望などを語り合い、来場者が熱心に聴き入った。

 4人は、丹波漆生産組合の岡本嘉明組合長▽丹後和紙田中製紙工業所の5代目・田中敏弘さん▽福知山藍同好会の塩見敏治代表▽市丹波生活衣館の柿原志津子さん。福知山の物作りの技を知って活動を応援してもらおうと、丹波漆生産組合と市教育委員会が共催した。文化庁委託地域伝統文化総合活性化事業で、生涯学習フェスティバルの一環。
 
 事例発表で、岡本組合長は漆の木がシカなどの被害に遭っていることや、植栽を手伝ってくれる人がいることなどを話したあと、「地域で取れた漆は地域の社寺仏閣などに使うのが適している」と主張。和紙作りをしている田中さんは、和紙の原料となるコウゾを栽培しているが、「手間のかかる作業」としながらも、「その土地でしかできない紙が作れる」と強調し、「伝統を守ることは、受け継いだ物を守るだけでなく、その時代の流れに沿った物を作り、次の世代にバトンを渡すこと」と力を込めた。
 
 次に「伝統技術を守り続けていくために」と題して4人が討論。塩見代表は、藍染めした和紙の芳名帳や名刺入れを見せ、「藍は絹も、麻も、木綿も和紙も染められる」と紹介しながら、藍が好きという人をどう増やすかが、伝統を継承するカギと指摘。柿原さんは「丹波木綿は農業をしながら自給自足の中で生まれたもの。だれでもできたもので、作家を育てる必要はない。織りを楽しむ人が増えてくれれば」と話した。
 
 また、「京都府下の伝統技術」として府教育委員会文化財保護課の向田明弘さんが基調報告をしたほか、会場に福知山の養蚕に関するパネルなどが展示された。
 
 
写真=伝統技術を守るための討論をし、マイクを握る岡本組合長

    

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