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両丹日日新聞2010年11月24日のニュース

福知山マラソン:3キロを涙の完走 歩行器で出場の山下さん

1124yamasita.jpg 左片麻痺の寝たきり状態を努力で克服し、歩行器を使って自らの足で、23日開催の福知山マラソン3キロファンランに挑んだ主婦、山下美里さん(32)=大阪市=が、見事完走を果たした。タイムは50分27秒。周囲に感謝し、沿道の応援を力に、ゴール直後には喜びの涙がこぼれた。

 災難に見舞われ約3年前に左下半身不随になった。左足がまったく動かず自力歩行は困難と思われたが、東京理科大学工学部機械工学科の小林宏教授と、山下さんが使う歩行器の販売元のハートウオーカージャパン(入江和隆代表取締役)で共同開発した空気圧式人工筋肉付き歩行器「ハートステップ」での練習をすると、わずかに動いた。練習を重ね今では人工筋肉に頼ることなく、通常の歩行器のみで歩けるまでに回復した。
 
 体が不自由になる前に走っていた経験があるわけではなく、マラソン大会出場が初めての試み。スタートが迫るにつれ、緊張で表情はこわ張った。
 
 コースは起伏が激しく、上り坂では顔がゆがんだ。1−2キロの間では、疲労で体勢を崩して足を前に出すリズムを失い、しばらく立ち止まった。それでも持ち前の明るさを最後まで絶やさず「気分は走ってるよー」と、伴走する家族、友人、小林教授、入江さんを笑わせた。
 
 コース沿いの観客やボランティア、スタッフ、駆けつけてくれた友人たちから「頑張れ!」「あと少し」と声援と拍手を何度ももらって足を前に出した。
 
 ゴールは両手を上げてガッツポーズ。「支えてくれた周りに感謝したいです。沿道からの応援で元気をもらいました」。喜びの涙をぬぐってこの日一番の笑顔が輝いた。
 
 完走から一夜明けた24日。山下さんは「応援してくださったみなさんに『ありがとう』とお伝えください。許可をいただけるならまた来年も走りたい」と声を弾ませた。
 
 
写真=沿道からの声援を受けて笑みがこぼれた山下さん

    

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