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両丹日日新聞2010年11月12日のニュース

寝たきりを克服の女性が3kmランに挑戦 福知山マラソンで歩行器使い

1112marasonyamasita.jpg 23日に開催される福知山マラソンに、一つの挑戦の物語がある。左片麻痺の寝たきり状態から努力を重ねて歩行を回復させた女性が、四輪歩行器を使って、自らの足でサブ種目の3キロファンランに挑む。

 大阪市の山下美里さん(32)。災難に見舞われ約3年前に左下半身不随になった。立ち上がるどころか、いすに座ることも出来ない。約半年後に歩行器を使うことでなんとか立ちあがることはできたが、麻痺した左足が前に出ることはなかった。
 
 自力歩行は難しいと思われていたが、転機が訪れる。
 
 半身不随から1年3カ月が過ぎたころ、東京理科大学工学部機械工学科の小林宏教授と、山下さんが使う歩行器の販売元のハートウオーカージャパン(入江和隆代表取締役)=本社・福岡県=とで共同開発した空気圧式人工筋肉付きの歩行器「ハートステップ」での歩行練習を始めた。
 
 人工筋肉のアシストで、動かなかった左足の振り出し動作が可能になり、1年間のトレーニングで人工筋肉に頼ることなく従来の歩行器だけで歩けるまでに回復。その後も練習を続け、歩行速度が上がっていった。
 
 最初は立つだけで気絶した。「ふらっとしてしまって目の前が真っ暗になりました」と山下さん。でもあきらめず、大きな一歩を踏み出すことに成功した。
 
 障害者用スポーツ施設を訪れたとき、福知山マラソンのポスターを偶然見つけ「やってみよう!」と決意を固めたという。
 
 福知山入りして現地練習を行い、立ち会った主催のマラソン実行委員会から出場許可を得た。近く最後の現地練習をして本番に備える。初挑戦だが「完走して結果を残したい。そこからどんどん距離を伸ばしていきたい」と前を見据える。
 
 当日は伴走者らが付き添い、小学3年生の長男、善大君も一緒に走る。「『お母さんは遅くてペースを合わせると逆にしんどい』と子どもにいわれています」と笑い、気負いはない。
 
 
写真=人工筋肉付き歩行器で歩行練習をする山下さん(提供写真)

    

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