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両丹日日新聞2010年10月 8日のニュース

商都のシンボル再生ならず 福知山ファミリー12月25日で閉鎖

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 福知山市駅前町の商業ビル、福知山ファミリーが12月25日で閉鎖される。運営するNPO京都SEINEN団(清水三雄理事長)が7日、正式発表した。「みんなの力を集めて駅北を元気に」との夢は、足かけ3年でついえた。

 福知山ファミリーは1972年にオープンした5階建て延べ1万3900平方メートルのショッピングセンター。かつては北近畿一円から集客し、90年代には日曜日ごとに駐車場待ちの車が列を作るにぎわいだった。
 
 ところが商業の郊外化が進み、2000年に核店舗のスーパーが撤退すると賃貸収入が半減して採算割れが始まり、運営会社が2007年1月に自己破産。管財人の弁護士がビル管理を行い、新たな運営者を探したが、1年を経過しても引き受け手は無く、08年2月で閉鎖された。
 
 これを知った京都SEINEN団が「商都・福知山のシンボルを幽霊ビルにしてはいけない」と運営に名乗りを挙げ、ビルを買い取って、3月29日に再開させた。
 
 現在営業しているのは飲食店などテナント4店。別に個人事務所4者が入居し、健康体操などの教室や作品展、コンサート会場としても利用されてきた。またNPOでギネス挑戦イベントを開いたりもしてきたが、かつてのにぎわいを取り戻すことはできず、活性化を断念することになった。ビル購入費とは別に、維持費などの累積赤字は約9000万円だという。
 
 清水理事長は「一番の誤算は市や周辺商店街に駅北活性化への、本気の熱意が感じられなかったこと。核店舗誘致の話を進めていたが、リーマンショックで消えてしまったことも痛い。新たなビジネスモデルを考えても、NPO組織では営利を求められず、限界があった」と話す。
 
 今後については、商業施設にこだわらず、地域のニーズに合った施設を手がける事業者へ売却する考えでいる。現状は敷地の半分が借地となっているため、地権者8人に、一度NPOへ土地を売却してもらい、ビルと一体にしてから買い手を探すことになるという。
 
 テナントの一人は「残念ですが、駅北そのものの人通りがここまで減るとねえ」と、肩を落としていた。
 
 
写真=年内閉鎖が決まった福知山ファミリー(画像の一部を加工しています)

    

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