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両丹日日新聞2010年10月 8日のニュース

生家の宝林殿で法要と茶会 興出身の茶道家・田中仙樵氏

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 福知山市興出身の茶道家、田中仙樵氏の命日の6日、生家にある宝林殿で、仙樵忌法要と茶会が営まれた。宝林殿は仙樵氏が建てたお堂で、法要が行われるのは初めて。位牌や生前に手掛けた陶芸品、俳画などが並ぶなかで、地域住民ら約40人が出席し、氏の遺徳をしのんだ。

 仙樵氏は1875年(明治8年)、当時の天田郡西中筋村生まれで、裏千家の茶人、前田瑞雪氏に入門。裏千家13代円能斎千宗室に師事して皆伝を受けた。

1898年に茶道研究機関の大日本茶道学会を創立。茶道は国民すべてが享受できるものとして秘伝開放を掲げ、茶道界の近代化を図っていった。1960年に没した。

 命日には仙樵氏の菩提寺、石原の洞玄寺(渡辺英俊住職)と大日本茶道学会興支部(大槻恵美子代表)が、約30年前から法要と茶会を同寺で催している。今年は寺の屋根改修工事が行われているため、開催場所を宝林殿に移した。

 宝林殿は1937年に、地元の人たちに冠婚葬祭に使ってもらおうと、朽ちかけたお堂を移築して建てた。
 
中には鎌倉時代に彫られたという高さ3メートルの阿弥陀如来像、伊勢神宮の模型が並び、神仏習合の形をとっている。
 
 法要では渡辺住職が読経し、婦人たちがご詠歌を唱えた。このあと、支部員によるお茶会があり、参列した人たちがゆっくりと味わった。
 
 堂内に保管されていた60代ごろの仙樵氏の遺影や自ら作った水差し、俳画や掛け軸なども展示され、出席者たちの注目を集めていた。
 
 お堂は支部の教場となっているが、普段は開放されていないため、入るのは初めてという人たちが大半。石原の女性(83)は「若い時に1回だけ入ったことはありますが、今回はじっくりと見ることが出来ました。立派な建物で驚きました」と話し、仙樵氏については「小学生のころ、手品をしてもらった記憶があります。優しい方でした」と振り返っていた。
 
 
写真=仙樵氏の位牌の前で茶を味わう出席者たち

    

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