WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

購読お申込み 両丹日日新聞は全国にお届けできます。

トップページへ

ニュース

 

情報

コミュニティ


個人情報保護について

姉妹紙 TownTown


両丹日日新聞2010年10月 5日のニュース

秋祭り用にと手作りの横笛贈り30年 雲原の桐本さん

1005kirimotofue.jpg
 福知山市の元北陵コミセン館長、桐本武司さん(79)=雲原=が、約30年前から塩ビパイプで作った横笛を地元の女児たちに贈り続けている。横笛は雲原公民館近くにある八幡神社の秋祭りで小、中学生が使う。笛を吹き始める学年になるともらえるもので、手になじんだ思い出の品を持って秋祭りに参加する大人もいる。

 秋祭りでは、30年ほど前から小、中学生の男子が太鼓を、女子が笛を担当している。かつては青壮年の男子だけで祭礼をしていたが、桐本さんが当時の宮総代に「子どもを祭礼に参加させては」と提案して実現した。
 
 子どもの人数分の法被を作ってもらったが、笛までは申し訳ないと、手作りすることにした。
 
 1、2年目は、桐本さんが地区内外の竹やぶで竹を切ってきたが、適当なものが少なく苦労。そこで3年目から、思いつきで家電用の塩ビのパイプを使ったところ、竹製の笛と同じような音が出ることが分かり、それからずっと塩ビパイプの横笛にした。
 
 長さは約40センチ。息を吹き込む大きめの穴1つと指で押さえる小さな穴6つを、ドリルなどで開ける。慣れた今は1本につき、3、4時間で作れる。「竹製の笛の音と合わせながら作っています。いくらかは違うけれど、耳に響く音が一緒なら大丈夫」と桐本さん。子どもたちには「もういっぺん作ってほしいと言ってもだめだから、大切にしなさい。大人になってもそれを使ってお祭りに参加して」と言い聞かせている。
1005fuerensyu.jpg
 「笛を吹くのは小学4年生からでしたが、子どもの数が減り、いまでは1年生からになっています。本数も多いときには30本ほど作っていましたが、今年は2本と少なくなりました。それでも、子どもがいる限り今後も続けていきたい」と話していた。
 
 今年笛をもらったのは、上川口小学校1年生の津根琴美さんと川戸黎さん。「もらえてうれしい。本番までに頑張って練習する」と話していた。
 
 祭りは10日にある。
 
 
写真上=笛を作って贈り続けている桐本さん
写真下=本番に向けて雲原公民館で笛の練習をする子どもたち。手前は太鼓をたたく1年の清水遼音君(4日午後8時前)

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ