WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

購読お申込み 両丹日日新聞は全国にお届けできます。

トップページへ

ニュース

 

情報

コミュニティ


個人情報保護について

姉妹紙 TownTown


両丹日日新聞2010年10月 2日のニュース

早くも昨年度の5倍、クマ14頭目を捕獲

1002kuma01.jpg
 クマの出没が多い。今年は夏場の猛暑で、山に食べ物が少ない影響か、里へ下りてくる数が多く、1日には福知山市夜久野高原で推定10歳のメスが捕獲された。体重は61・5キロあった。市内で今年度14頭目になる。

 地元の要請を受けて有害鳥獣駆除隊が府緑化センター裏の宝山に、ドラム缶型の檻を9月6日から設置。近くの栗園で被害が出ていることから30日に移設し、シカの脚を入れておいたところ、その日の夜に捕まった。
 
 連絡を受けた野生動物保護管理事務所の獣医らが麻酔を注射しておとなしくさせ、以前に捕獲されたことのあるクマかどうかを確認。識別タグを付けておらず、初めて捕獲されたクマだったことから、離れた山へ運び、トウガラシのスプレーを鼻先に吹き付け、花火を鳴らして「人間の住む地域へ出ると怖い」と教えて放す学習放獣をした。
 
 被害に遭った栗園は約50アール。周囲には民家が点在し、園地は鋼線のフェンスで囲い、昨年まではクマに侵入されることはなかったが、今年は栗が実りだしてから被害を受けるようになった。
 
 落ちた栗を食べるのではなく、枝を折り、木によっては幹からへし折って実を食い散らす。1本や2本でなく、園内のそこここで木が折られている。
 
 栽培をしている水坂の夜久ちか子さん(82)は「草も生やさないよう一生懸命に世話をしてきたのに、こんな無残に折られて」と肩をふるわす。
 
 クマが入った檻を遠巻きに見守っていた近隣の人たちは「都会の人や学者さんたちは、すぐに動物保護だとか言うけど、被害の現場を見て言ってほしい」「今度つかまったクマだって、どうせ初犯で放獣される。放さず捕殺させてくれればいいのに」などと口々に恨みの声をもらしていた。
 
 市内では5月と8月に2頭ずつ、9月は1カ月だけで9頭が捕獲された。中には体重が95キロあるオスもいた。以前に捕獲されたことのあることを示すタグ付きが4頭。薬殺された。昨年度は年間で3頭、一昨年度は6頭の捕獲だった。
 
 目撃例も今年は異様に多い。昨年度は16件、一昨年度は46件だったが、今年度はすでに85件を数える。目撃情報とは別に、痕跡も36件見つかっている。例年11月までは目撃情報が続き、12月、1月になって目撃される年もある。
 
 
写真=捕獲されたクマ(上)と何本もの木が折られた栗園

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ