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両丹日日新聞2010年9月11日のニュース

全日本軟式野球:おまえのためにも絶対勝つ 仲間の遺影胸に行進

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 10日に開幕した高松宮賜杯全日本軟式野球大会1部。福知山球場で行われた開会式には、地元福知山市のタムラベースボールクラブの選手たちも、晴れやかな表情で入場行進をした。先頭を歩く栗林良太選手は、胸に遺影を抱いての行進。大会前に亡くなった仲間に、晴れ舞台を見せ「おまえのためにも、絶対に一つは勝つからな」と声をかけながらグラウンドを回った。

 チームメートに悲報が伝わったのは、7月12日のことだった。大学を卒業してチームに加わったばかりの松井槙治さんが交通事故で亡くなった。大阪学院大で活躍し、軟式の近畿リーグで最多勝利投手に輝き、好打者でもあった逸材。地元に帰ってきてチームに加わり、仲間とうちとけ「高松宮賜杯で思いっきりプレーをしよう」と励まし合っていた矢先のことだった。
 
 「とにかく野球の好きな子だった。練習も熱心で」と田村修監督。4日には練習の後、みんなで松井さんの墓参りをした。主将の田村修一さんは「一緒にグラウンドにいるつもりで戦うからと、語りかけてきました。きっと力を貸してくれることでしょう」と話す。
 
 そんな選手たちの行進を、松井さんの父、克己さんはスタンドから見守った。市野球協会で審判をしているが、今回の大会では福知山にいたいからと、どの球場の配置になるか分からない審判を辞して裏方を引き受けての参加。「今でも夜になったら槙治が元気に帰宅してくるような気がするんです」
 
 供養にと球場にベースを寄付。真っ白いベースが、土のグラウンドに光って並んだ。「槙治が楽しみにしていたこの大会が、気持ちの区切りになれば」
 
 タムラは11日午後に、福知山球場で初戦を迎える。
 
 
写真=遺影を胸に行進するタムラナイン
 
 
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 ・全日本軟式野球:32代表集い高松宮賜杯 福知山球場で開幕

    

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