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両丹日日新聞2010年6月25日のニュース

成美学園:大学存続で意見分かれ角谷理事長が退任

 福知山市内で大学、高校など3校を運営する福知山市の学校法人成美学園は24日、角谷建耀知理事長(48)が任期途中で退任し、後任に成美大の西垣寛人学長(48)を選任したと発表した。大学の定員割れで赤字経営が続く中、理事長が頻繁に交代している。

 成美大(旧京都創成大)は2000年4月、市から校舎建設などで約27億円の支援を受けて開学した。当初から定員割れが続き、06年度からは入学生が定員の半分にも満たない。今年度の全学生数は、定員420人に対して193人だ。
 
 角谷氏の退任が決まったのは23日の理事会。大学の定員割れによる赤字経営が論点になった。昨年度の赤字額は大学だけで約1億6000万円に上り、今後も定員割れが続けば学園の運営に支障が出る可能性が高いと、角谷氏は大学の募集停止を主張するが、他の理事は存続の意思が強く、意見が対立した。角谷氏は理事として残ることになった。
 
 08年4月からわずか2カ月で退任した松尾英孝理事長の後任として、西垣氏が約8カ月間務め、昨年1月に角谷氏に交代。そして今回、再び西垣氏が就く形。
 
 角谷氏は、京都市の健康食品会社「わかさ生活」を経営する。フィンランド式教育の導入を柱に、小中一貫校の建設を検討し、さらに高校、大学に女子硬式野球部を新設するなど学園再生を進め、定員確保に努めた。今年度は大学に前年の倍以上の66人を入学させたが定員には届かなかった。
 
 成美大で開かれた記者会見で、学園はこんごもフィンランド式教育導入など従来と変わらない方向で運営を続ける方針を示した。
 
 西垣理事長は「大学の学生募集を停止するということは、今のところ考えていない。財政面で厳しいが、職員がより連携を深めて地盤を固め、定員の確保に地道に努力したい。中身を一層充実させ、府北部唯一の4年制大学としての役割を果たせるように前進したい」と話した。
 
 今回の人事異動で、元京都市教委小中一貫教育推進室参与で同学園の数学を担当する村上美智子氏(62)と同学園事務局長の大江重治氏(44)が、それぞれ理事長を補佐する常務理事に就いた。
 
 
写真=理事長に就いた西垣寛人氏。成美大学長を兼務する

    

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