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両丹日日新聞2010年6月16日のニュース

ややマニアックな視点で出土品を紹介 福知山市役所ロビーでミニ展示会

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 福知山市内で発掘された埋蔵文化財を、多くの人の目にふれる場所に展示して関心を持ってもらう恒例のミニ展示会が、福知山市役所1階ロビーで開かれている。展示は土、日曜を除いて25日までで、今回は「じっくり観察 出土遺物の見方」と題し、ややマニアックな見方をする内容にし、考古学の面白さを紹介している。

 8回目となる今回は、南羽合にある向野古墳群から出土した装飾品や土器などを展示。パッと見ただけでは特徴が分からない遺物でも、よく見ると土器の製法などを推理したり、鉄器の全体像を復元したりするヒントがあることなどを説明している。
 
 ショーケースには、ガラス玉や管玉、勾玉、須恵器の蓋、壷などを展示。管玉は穴の大きさが両側で違うことから、溶かしたガラスを熱いうちに伸ばして中に空洞をつくったか、あとから穴を開けたのでは−と推理している。
 
 また、須恵器の蓋は、渦を巻くような跡がついているものを展示。これはロクロで形を作ったあと、まだ柔らかいうちに平たいもので抑え回して成形させたため、蓋にくっついていた小石がころがって、渦巻きの線ができたと考えられ、製法を考えるカギがあるという。実際、線の最後には小石が残っている。
 
 このほか、甕は内側から「当て具」で支えて外側を「タタキ板」でたたく技法が用いられた跡があり、和久寺廃寺跡から出土した瓦も同様の技法があることなどを説明している。
 
 向野古墳群は、古墳時代中期−後期に造られたとみられ、最近では一昨年と昨年に民間開発に伴って発掘調査が行われた。埋葬の向きが一定であることなど、共通のならわしに従って埋葬されていることから、一族の墓ではないかとみられている。
 
 
写真=小石によってついた跡から須恵器の蓋の製造過程を推理

    

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