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両丹日日新聞2010年5月18日のニュース

国の新農政に対応 三岳で飼料用米を栽培

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 農地の守り方など、国の農業支援施策が今年度から大きく変わった。これに対応するため、山間地の急傾斜農地が多い福知山市の三岳地区で、棚田を有効利用する取り組みが始まった。昨年まで保全管理地だった「水田」で、今年は飼料用米を栽培することになり、17日に省力田植えが行われ、関係者が見守った。

 田植えをしたのは上佐々木の谷筋に連なる棚田。標高差100メートルほどに21枚の水田が並び、このうち20枚を利用。ほ場面積は計123・8アールあるものの、斜面が多くて水張面積は72・2アールにとどまり、水路を除いた実際に作付けできる面積はさらに少なくなる。こうした地形的な条件不利に加え、シカやイノシシが多いという場所だが、草刈りに精を出してこれまで農地を守ってきた。
 
 ところが今年度からの新農政では、農地を管理しているだけでは交付金が得られないため、新たに始まった水田利活用自給率向上事業の中で交付金が最も高い「新規需要米」の飼料用米を栽培することにした。
 
 自給率向上事業では10アールあたりに、麦・大豆・飼料作物が3万5千円、そば・なたね・加工用米が2万円交付されるのに対し、米粉用・飼料用・バイオ燃料用の新規需要米は8万円交付される。
 
 三岳では養鶏農家との契約栽培で、飼料用米を手がけることができた。
 
 田植えは農業法人みたけ農産、中山間地三岳協定、三岳農地活用推進委員会の3者合同で行い、地元の人たち約50人と行政関係者らが訪れ、特殊コーティングした種モミを直まきする様子を見守った。
 
 今年は試験栽培とし、20枚の水田を、堆肥を1・5倍にした田や、ばらまきにした田などに分けて生育状況を実証する。みたけ農産社長の伊藤義信さんは「残る1枚の田ではフキを育てます。シカから守るために電気柵を張り巡らすなど労力がかかりますが、頑張って農地を活用していきたい」と意気込んでいた。
 
 
写真=急傾斜の棚田で省力田植えを行い、地元の人や関係者らが見守った

    

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