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両丹日日新聞2010年4月18日のニュース

府内最後の公立中学校寄宿舎が大江で60年の歴史に幕

寄宿舎で、ふとんなどの整理をする生徒たち 福知山市波美、大江中学校で冬季に開設されていた寄宿舎が、09年度限りで廃止となった。60年近く、降雪や道路凍結で登校が困難となる遠距離通学生たちを支えてきたが、近年は利用希望者が減ってきていることなどから市教委が決定。府内の公立中学校では唯一で、これまで親子2代にわたっての利用もあっただけに、廃止を惜しむ声も上がっている。
 
 

 大江中の寄宿舎は1952年に校内に開設。学校から6キロ以上離れた家の生徒が対象で、1月中旬から約1カ月間、共同生活を続けてきた。多い時は20人以上利用した時もあったが、旧市と合併後の06年度以降は5人以下に。09年度は対象者が15人いたが、利用は2人だけだった。
 
 寄宿舎開設の運営費は、07年度まで文部科学省のへき地児童生徒援助費等補助金を充てていたが、利用者の減少で補助対象からはずれ、08年度以降は市の単費で運営していた。市教委では近年、暖冬で降雪が少なくなり、道路整備も進み、利用する生徒が減ってきていることを理由に廃止に踏み切った。
 
 昨年11月に、対象となる生徒の保護者向けに説明をした市教委は「一定の理解は得たが、『常に暖冬とは限らず、降雪の際は対応策を考えてほしい』との要望があった。今後は保護者のみなさんと一緒に交通手段などを含め、対応策を検討していきたい」という。
 
 長女、長男と、自らも寄宿舎生活を経験した大江町仏性寺の会社員、岩間さんは「寄宿舎生活では友だちと一緒にテレビを見たり、当直の先生とのきずなが深まったりして、いい思い出が残っています。次男(現小学6年生)も利用するものと思っていました。無くなるのは残念ですが、仕方がないですね」と話している。
 
 
写真=校舎内に設けられた寄宿舎で、ふとんなどの整理をする生徒たち(09年1月)
 
 

    

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