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両丹日日新聞2010年3月27日のニュース

農地や栽培技術を家族以外にバトン 府内初の第三者継承

0327keisyou.jpg 農産物の栽培技術、農地やハウスといった農業経営の有形資産などを家族以外に受け渡して事業を続けていく「第三者農業経営継承」が、府内で初めて福知山市で行われた。ベテラン農家が新規就農希望夫婦の研修を引き受け、「この人たちなら」と見込んでの合意。大切な農地を耕作放棄地にせず、伝え守っていく手法として関心を集めている。

■ベテランから新規就農者へ■

 継承をするベテラン農家は森垣の大西敏郎さん(72)、定子さん(67)夫婦。3姉妹を育て上げ、それぞれに嫁いで農業後継者がなく、農地を荒らさずどう守るか考えているところだった。
 
 新規就農するのは土師宮町の岡本晴樹さん(41)、小百合さん(43)夫婦。農業高校を卒業して園芸関係の会社などに勤めていたが、就農を思い立ち、京都ジョブカフェを通じて大西さんの紹介を受け、2年半前に京都市内から転居して来て“弟子入り”。一昨年4月からは府の研修制度を利用して、大西さんから米づくりや特産キュウリ栽培、冬場のハウスでのミズナ栽培などを学んできた。
 
 研修期間を終え4月から正式に農家となるのを機に、第三者継承の調印をすることになった。法的根拠のあるものではなく、双方の意思を確認し合う意味が強い書面。岡本さんはまだ農業の基礎を覚えた段階で、引き続き大西さんの農地や施設でベテランの知識を受け継ぎ、徐々に借り受ける農地を増やしていく。
 
 森垣公会堂で24日に行われた調印式では、4人それぞれと立会人の乾多津子・府中丹西農業改良普及センター所長らが合意書に署名。乾所長らが励ましの言葉を贈った。
 
 式が終わると大西さんは「農地は、だれかが守らなければなりません。岡本さんなら安心して任せられます」と喜び、岡本さんは「みなさんに感謝しています。まだ教えてもらうことがいっぱいありますが、頑張りたい」と意欲を見せていた。
 
 
写真=経営継承合意書に調印する岡本さん(左)と大西さん

    

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