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両丹日日新聞2010年3月19日のニュース

市町合併で廃止の手漉き和紙卒業証書を復活 美河小学校

0319kamisuki.jpg 福知山市大江町河守の美河小学校(牧尚美校長、124人)の卒業式で、和紙の卒業証書が復活する。旧大江町時代に、毎年町内3小学校の卒業式で授与されていたが、旧市との合併で、07年を最後に取りやめになっていた。卒業式は23日。

 大江町二俣には町域で唯一、手漉きによって丹後和紙を作る「田中製紙工業所」があり、1994年に工業所の隣に和紙伝承館ができた。町内の美河、美鈴、有仁の3小学校では、地域の伝統産業を知ろうと、5年生が同館で紙漉きをして、自分たちの卒業証書を作ってきた。
 
 06年の旧市と三和、夜久野、大江の旧3町の合併を機に、市教委が教育行政の公平性を考え、証書は他校と同一の素材、単価のものが望ましい−として、07年を最後とした。
 
 しかし、美河小PTA(河田博也会長)が昨年、「和紙の卒業証書の復活を」と、学校に要望。学校側からの相談を受けた市教委が、特色ある教育課程で、地域の伝統産業を学び、その成果を生かせるのであれば−と、和紙作りでの卒業証書を認めた。
 
 6年生23人は昨年12月に同館で紙漉き体験。田中製紙工業所の4代目、田中正晃さんと5代目の敏弘さんの指導で和紙作りをした。紙漉きの費用はこれまで通り保護者負担となる。
 
 河田会長(48)は「伝統産業を子らに知ってもらうためにも、復活して良かった。今後時代の流れで和紙と違った形になるかもしれないが、できれば続いてほしい」と期待する。
 
 町内の他の2校についても、児童たちによる紙漉き体験は実施している。
 
 牧校長は「保護者のみなさんは、子どもたちに紙漉きを体験させてやってほしいと願っておられました。子どもたちも体験してすごく喜んでいて、証書を見たら更に喜ぶことでしょう」と話している。


写真=卒業証書用の和紙を漉く児童

    

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