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両丹日日新聞2010年3月12日のニュース

閉校する北陵中学校をジオラマに 生徒たちがほぼ1年がかりで

0312hokuryou.jpg 3月末に閉校する福知山市雲原、北陵中学校(真下幸三校長)の全校生7人が、昨年5月から制作を進めてきた学校のジオラマ(景観模型)がほぼ完成した。校舎や地形まで細部にわたって100分の1の縮尺で再現した力作。15日の卒業式で、会場となる体育館に飾り、初公開する。

 大江山連峰のふもとにある学校一帯の風景を、縦横1・2メートルサイズの合板上に再現した。今年度で休校となる隣接の公誠小学校も含めている。

 慣れ親しんできた思い出多い学校の姿をいつまでも残したいと、ジオラマづくりを計画した。しかし、最初の設計図の作成から手間取った。市役所に保管されていた校舎、体育館の建築図面や航空写真を参考にしたものの、半世紀以上前に建築された中学校の木造2階建て校舎の建築図面はなく、巻き尺を使って測るところから始めた。

 制作は美術室で週1時間のペースで進め、生徒各自が校舎や校地などを分担。斜面や坂道は、発泡スチロールを重ねて作り、地面は絵の具を塗ったり、建築メーカーから仕入れた模型用の砂利を敷いて表現した。斜面の草は色付けしたスポンジを張り付け、周りを取り囲む山々の木は、87分の1の縮尺の鉄道模型(HОゲージ)用のものを一部に使った。

 校舎は、主に発泡材の両面に上質紙を張り付けたスチレンボードを設計図に合わせて切り、壁や屋根の部品を作って組み立てた。窓の桟や木造校舎の外にある階段手すりまで丁寧に仕上げている。学校裏手にあるスキー場で使うスキー用具を収納している建物を置き、サクラ並木も作った。

 ジオラマは閉校後、地元の人たちが集まる場所に移す予定。

 真下校長は「物づくりが得意な生徒ばかりではありませんが、全員が助け合い、予想以上に素晴らしい模型を完成させてくれました。作る過程で学校の歴史も学んでくれました」と話し、生徒会長の2年生、塩見泰基君(14)は、「一緒に勉強したり、遊んだり、楽しい思い出が数え切れないほどあります。校地を受け持ちましたが、山のふもとで坂道が多く、学校前の道路、グラウンドの高低差を調整するのが難しかったです」と振り返っていた。
 
 
写真=ほぼ完成した学校ジオラマと制作した生徒たち

    

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