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両丹日日新聞2010年3月 2日のニュース

三菱財閥ゆかりの人形など並べ 茂照庵で雛祭り

三菱のお雛様 あすは3月3日の雛祭り。山里の旧家を私設博物館にした国登録有形文化財・桐村家住宅「茂照庵」(福知山市六十内)で、雛人形の特別展が始まる。毎回話題となってきた、三菱財閥総帥・岩崎小弥太氏が孝子夫人のために作った豪華な段飾りは、岩崎氏が設立した美術館に“里帰り”するため、今回で当分の見納めとなる。8日まで。

 今回は、桐村家住宅を受け継ぐ桐村喜世美さんのコレクションの中から、享保年間(1716−1753)に作られた享保雛など年代物をはじめ、人間国宝の桐塑人形作家・林駒夫氏の作品、安産を祈って雛祭りの人形と一緒に飾る犬筥、貝合わせの貝などを展示。御神輿をかついだりして祭りを表現した御所人形も並べる。
 
 毎年大きな話題となる「三菱のお雛様」も、華やかに飾り付けた。大河ドラマ「龍馬伝」で「もう一人の主役」と注目を集める岩崎弥太郎の甥で三菱第4代社長の小弥太氏が、昭和の初めに京人形司・5世大木平蔵氏に特注した逸品。人形、道具類とも、戦後に散逸していたものを、小弥太氏と孝子夫人の愛情物語に心打たれた桐村さんが手を尽くして集め直した。
 
 童人形の表情がかわいく、見る人の心を和ませる。衣装や道具類は細部にまで手の込んだつくりになっていて、いまでは再現が難しいとさえいわれる。各地の施設から貸し出しを求められつつ、受けずに来たが、長年要請を受けてきたことから、特別展後は東京・静嘉堂文庫美術館に貸し出すことになった。
 
 静嘉堂文庫は小弥太氏と父・弥之助氏(三菱第2代社長)が設立した東洋古美術美術館で、国宝や重文を多く所蔵。すでに来年の2月から3月にかけ、「岩崎家の人形展−桐村コレクションのお雛様を迎えて」と題した企画展を公表している。
 
 桐村さんは「静嘉堂文庫さんなら大事に扱って下さるだろうし、人形たちのご縁のある施設だから、お貸しすることにしました。東京へ行ってしまう前に、名残の鑑賞をしていただければ」と話している。
 
 場所はJR山陰線上川口駅の近く。市街地からだと国道9号を夜久野方面へ向けて走り、三岳へ曲がる国道426号との信号交差点を過ぎて最初の左に入る道を案内看板に従って入り、牧川と山陰線を越えた所にある。時間は午前10時から午後3時まで。電話(33)3931=会期中のみ=。入場料1000円。
 
写真=岩崎家が設立した美術館へ貸し出される前の名残の展示となる三菱のお雛様
 
 
 

    

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