WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

購読お申込み 両丹日日新聞は全国にお届けできます。

トップページへ

ニュース

 

情報

コミュニティ


個人情報保護について

姉妹紙 TownTown


両丹日日新聞2010年2月21日のニュース

農産物直売所は笑顔が集まる地域の拠点 活発にとセミナー

0219tyokubai.jpg 新鮮で安心な地場野菜を並べ、消費者の笑顔とじかに接することで、農家の励みになっている農産物の直売所。京都府が「意欲的に取り組んでいる」とカウントするグループだけでも府内に510の直売所があり、販売金額は2008年度で29億7000万円にのぼった。地域の活性化にも力を発揮できる直売所を、さらに活発にと18日、福知山市で農産物直売・加工セミナーが開かれた。

 中丹地方の福知山、綾部、舞鶴3市の直売所数は42。販売額は06年度が約2億670万円だったのが08年度には1・5倍の3億8300万円に増えている。それでも府全体の中ではまだ少なく、年間を通じて安定した品ぞろえ、品質の維持向上、誘客など、共通した課題を抱える。解決する策を探るために、セミナーが開かれた。
 
 府農業会議と府中丹広域振興局が催し、直売所を引っ張っている農家約80人が参加した。
 
 講師は農産物直売所のコンサルタント、勝本吉伸さんと府職員ら。勝本さんは奈良県明日香村で直売所の運営や地域特産品の開発などを手がけ、農林水産省から「地産地消の仕事人」に選定されている。
 
 講師はそれぞれ直売所を「人が集まり物が集まる、地域の拠点となるもの」だととらえ、魅力ある施設にしていくための方策を話した。
 
 多くの直売所が直面している問題に、品ぞろえ問題と時期による商品不足がある。会員(農家)が限られるため栽培品目も限られる。また端境期や気候の影響で商品がそろわない時期もできてしまう。
 
 これを解決するために、講師たちは地域の直売所でネットワークを組むことを唱えた。自分たちの直売所だけで頑張るのではなく、協力して互いに融通し合うことで解決しようというもの。
 
 ほかにも、相互に直売所を訪問することで情報交換ができ、品質維持や誘客のためどんな工夫をしているかも勉強になるなど、ネットワーク化のメリットを挙げた。
 
 また消費者へのアピールの仕方についてもアドバイス。例えば煮物用の大根を栽培しても、POP(ポップ=店頭掲示広告・メッセージカード)なしに並べていたら、それは単なる大根になってしまう。農産物の特徴や生産者のこだわり、おいしい調理方法などを掲示し、消費者とコミュニケーションをとりながら運営していくことを説いた。
 
 このほか、中丹地方の現状報告もあり、栽培履歴記帳研修会や包装資材・方法の研究会、衛生管理研修会などが開かれていることや、直売所を後押しする様々な制度があることが紹介され、農家の意欲をかきたてていた。
 
 
写真=意欲的な直売所のリーダーたちが集まり、研修を積んだ

    

[PR]



株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ