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両丹日日新聞2010年2月11日のニュース

タデアイの茎でお茶作り 福知山藍同好会

0209kukicya.jpg 自分たちで栽培した藍で染め作品を作り、普及に努める福知山藍同好会(塩見敏治会長)は、原料のタデアイの茎を使った飲み物(お茶)作りの研究をしている。タデアイの茎にインフルエンザのウイルスの増殖を抑える効果があることが分かっており、同好会では「これまで廃棄していた茎も有効に活用することができ、普及活動の幅が広がった」と喜んでいる。

 1995年に出来た福知山藍同好会は、かつて市内の由良川沿いで広まっていた藍栽培と染めを復活させ、再び広めようと活動しているが、10年前からはタデアイの葉を使い、お茶にしたり、クッキーの原料の中に入れたりして、新たな試みも続けている。
 
 そうした中、大阪府富田林市の堀川豊勝さんがタデアイの茎のエキスを開発。このエキスはA型インフルエンザなど4種類のインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ効果があることが北里研究所(東京都)の分析で分かり、塩見会長はすぐに連絡をとって、詳しい話を聞いた。
 
 その後、同好会では地元でも茎を使った利用法がないかと研究会を立ち上げ、お茶にして飲み、その効能などを確かめることにした。
 
 茎茶は、茎を短く切ってフライパンで炒ったあと煮出す方法と、茎をすりつぶして粉状にするやりかた、切った茎をそのまま煮出す3つの方法を考えた。
 
 会員らで味を確かめたところ、炒った茎を使った茶は、においはそんなに気にならず、味はまろやかで、非常に好評だった。 そのまま煮出した茶は少しにおいがきつくなるが、味は変わらないという結果が出た。
 
 昨年11月の由良川藍染発表会で、来場者に藍の葉の茶と一緒に出した際には、茎茶のほうが早くなくなったという。
 
 藍の葉は平安時代の医者、丹波康頼が書いた医学書「医心方」でも薬になるとしてその効能が示されている。
 
塩見会長は葉については研究も進めていたが、茎についてはこれまでまったく関心がなく、廃棄していた。
 
茎についても食用として利用できることが分かり、今では無農薬での栽培に変えている。
 
 塩見会長は「今後は茎を使ってのお菓子作りなどにも取り組みたい。家庭でも栽培できるので、多くの人たちにも育ててもらい、お茶にして試してほしい」と呼びかけている。
 
 
写真=茎を炒ったあと、煮出して作ったお茶

    

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