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両丹日日新聞2010年2月 3日のニュース

舞鶴若狭自動車道が全線無料化 6月から国交省

0203maiwaka.jpg 国土交通省は2日、全国の高速道路のうち37路線50区間・計1626キロで、6月から無料化の社会実験を開始すると発表した。福知山と阪神間を結ぶ舞鶴若狭自動車道も、中国自動車道吉川JCT(ジャンクション)−小浜西の全線が対象となった。産業振興に追い風となる一方、並走する鉄道には大きな打撃に。消費者にとっては都会へ手軽に行ける一方、商業者にとっては流出ともなる。実験を経て定着すれば福知山は本格的な広域都市間競争の時代を迎える。

舞鶴若狭自動車道無料化は6月28日から参照記事

■産業に追い風 消費は?■
 
 高速道路を「上限1000円」とする割引制度は土日・祝日のETC搭載普通車・軽自動車などに限定されていて、産業を支えるトラックやETCを付けていない車には不公平感があった。今度の無料化は、路線・区間が限定されるものの、車種やETCの有無は問わず、曜日の制限もない。
 
 現行では普通車の場合、福知山から吉川JCT手前の三田西までは1450円。舞鶴西までは750円で、小浜西までは1650円。大型車だと三田西まで2250円となっている。往復すれば4500円。輸送経費削減効果は大きい。
 
 福知山インターがある長田野工業団地の立地企業は、阪神間との取引が多く物流も盛ん。長田野工業センターは「世界同時不況で厳しい状況が続いていたが、無料化は一つの光明になる。これで浮揚の弾みがついてほしい」と期待を寄せる。
 
 消費者からは「大阪、神戸が近くなる」と歓迎する声がある。また都市部まで出なくても、春日から乗り継ぐ北近畿豊岡自動車道の無料区間・氷上近くには大型商業施設が並び、三田西の近くには複合映画館を持つショッピングセンター、少し足を伸ばせば関西有数規模の大型商業施設と最大のアウトレットモールが隣接。現状でも府北部からの利用があり、無料化で更に増えそう。
 
 福知山商工会議所は「産業界にとって大きな追い風になり、地域活性化に役立つのでは」と見る。通勤圏の広域化、国際ふ頭を整備し府が力を入れる舞鶴港の利用促進など効果を予測しつつ、商業面では「日用品に影響はないだろうが、土日の流出が心配」として「変化はチャンス。無料化をどう生かすか考え、魅力ある街にしたい」と情報収集にあたっている。
 
■並走の鉄道に影響■
 
 舞若道と並行するようにして走るJR福知山線にとっては影響が大きい。JR西日本は「国民生活に直接影響する重要な政策であるにもかかわらず、十分な議論が尽くされたとは言いがたい状況のまま計画が発表されたことは極めて遺憾」とのコメントを出した。  福知山市の松山正治市長は「福知山市の物流面、観光面に大きな経済効果をもたらしてくれるものと歓迎します」とのコメントを出した。一方で「北近畿タンゴ鉄道などの公共交通機関の利用者離れが加速することを懸念しています」ともしている。
 
 近畿地方でほかに無料化されるのは京都縦貫自動車道の丹波−沓掛間。縦貫道の京丹波わち−宮津天橋立間は対象外。
 
 
写真=無料化で交通量や沿線の産業、商業はどう変化するか(舞鶴若狭自動車道六人部パーキングエリア付近)

    

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