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両丹日日新聞2010年1月 2日のニュース

記者も体験 KTRのサイクルトレイン(2)

0101saikurutoreinn2.jpg 自転車を列車に持ち込むことができる北近畿タンゴ鉄道(KTR)のサイクルトレイン。記者も体験してきた。
 

 自転車を通常の鉄道車両に乗せる場合、工具を使ってタイヤやハンドルなどを外してコンパクトにし、輪行袋に詰めなくてはならない。電車やフェリーを使って自転車旅行をしていた学生時代のわたしにとっては、これらの作業は手間と時間がかかり、実にわずらわしかった。さらに、運賃とは別に料金が必要だった(現在、KTRは原則無料)。
 
 自転車と距離を置くようになってから10年余り。車生活にどっぷりはまっている。そんなとき、KTRのサイクルトレイン企画を知った。2008年の試運転の取材をきっかけに、自転車の乗車欲求が高まり、車庫に眠らせてしまっていたマウンテンバイクを引きずり出し、サイクルショップに修理を依頼した。
 
 少し体力をつけなければと、積極的に自転車に乗ることを決め、通勤時や休日にサイクリングを実行。秋の企画列車に乗車した。
 
 行き先は京丹後市久美浜町。当日は午前9時前に福知山駅に到着。エレベーターで2階へと移動した。自転車を押して改札口を通り、エスカレーターでホームへ。列車は2両で、後続のサイクルトレイン用車両に積み込み、自転車を固定する器具に設置した。車内は少し狭く感じるが、係員の助けもあってすぐに固定でき、座席に腰を下ろした。
 
 当然だが、車内は自転車を持った人たちばかり。学生時代は、狭い車内に通行の妨げになる自転車を持ち込むことに冷ややかな視線を感じながらの旅だったが、サイクルトレインでは専用車両のため、他人の視線を感じずに旅を楽しめることが実にありがたい。
 
 2両編成の列車は午前9時20分に福知山駅を出発。宮津駅でサイクルトレイン車の単独運行となり、同11時39分に久美浜駅に到着した。
 
 ここから自由行動。駅を出て、久美浜湾に沿った道路を快走する。潮の香りを思いっきり吸い、山から海へ来たと実感。あとは海が一望できる「ツリーハウス」をめざしてペダルをこぐ。道に不慣れなため、方向を間違えて峠を2つ越えるはめになってしまった。
 
 へとへとになってレストハウスへ。ツリーハウスへの道順を聞くと「すぐそこの峠」と分かったが、「峠はもう勘弁」と、小天橋海水浴場へ向かい、一息ついた。
 
0101saikurutoreinn3.jpg
 
 久美浜での滞在時間は4時間半。駅に早めに到着したため、さらに街中を散策。駐車場を気にすることなく、豪商・稲葉本家などを見て回ることができた。帰りの車内では心地よい疲れに眠りこけてしまい、夢の世界へ。
 
 費用は運賃込みの2000円だった。通常、福知山−久美浜間の運賃1530円(片道)を考えると、低料金も魅力の一つだ。列車+自転車は、自宅近くしか走っていないわたしにとって、遠い場所でのサイクリングを可能にしてくれた。別の参加者は「自動車では行けない隠れた名所にも行ける魅力がある」と満足そうだった。(松本孝樹記者)
 
 
写真上=座席を取り払い、自転車を置くスペースを設けた車内
写真下=海を見ながらたそがれのひととき
 
【関連ニュース】
「自転車+列車」の観光 KTRサイクルトレイン(1)

    

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