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両丹日日新聞2009年12月 4日のニュース

古里「由良川から生き方学んだ」 がんこ寿司の志賀社長が講演

1203ganko.jpg 福知山市大江町出身で、「がんこ寿司」のがんこフードサービス社を率いる志賀茂社長(63)を迎え、京都創成大学市民公開講座が2日夜、西小谷ケ丘のキャンパスで開かれた。独特の経営理念で成長を続け、関西を代表する大手外食産業になった企業の古里出身トップとあって関心が高く、約110人の市民が訪れた。
 

 志賀さんは同志社大学を卒業して、「最も遅れた業界に進もう」と、すし業界を選び、「できるだけ規模の小さな、家業ぐらいの会社」で社長から経営を学ぼうと、当時4店舗だった小嶋商事(がんこの前身)に入社。同期入社の15歳の少年と一緒に店の掃除など下働きをした。少年が器用にこなすことを自分はできず、「60キロあった体重が3カ月で48キロに減った」という。
 
 そんな中で、「トイレを速く効率よく掃除することより、丁寧に掃除することの大切さ」を客の言葉から学び、客に喜ばれること、気持ちをどう伝えるかが商売の基本だと気づいた。
 
■生活多様化の中で客の満足得るには■
 
 日本を代表するファミリーレストランチェーンの看板が消えるなど、外食産業は強い逆風にさらされている。こうした状況を志賀さんは「国民の生活スタイルの変化に、ついてこれていないからだ」と分析する。
 
 「マニュアルだけの、にわか調理人を作ってワンパターンの料理を出していて、多様化の時代に満足してもらえるか」と指摘。自社では「調理師学校へ行くより役に立つトレーニングセンターを設け、子飼いの調理員を育てている」と強調。宴会や祝いの席の予約を受ける際は「日時や人数より、目的を大事に聞き出す」とも紹介した。
  
■命支える農業への強い思い■
 
 地道な努力を続けてきたベースには、古里を流れる「由良川」があるという。「大江や丹波の人は粘り強い。水害に遭いながらも、川に畏敬の念を持つ」と、少年時代の思い出をたっぷり語り、「正直に生きること、負けじ魂と我慢、他者を思いやることを由良川に教わった」とも話す。
 
 また、大江の農家で育ったことから、命を支える農業への思いも強いといい、がんこでは野菜の契約栽培を精力的に展開していることを紹介し、「福知山は京野菜を農業の柱にして活性化を」とアドバイスした。
 
 
写真=古里の思い出をもとに経営理念などを話す志賀・がんこフードサービス社長

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