
“風物詩”ともなっている府の鳥・オオミズナギドリの迷子第1号が、11日午前に福知山市内で保護された。府中丹広域振興局で13日午後に計測などを行い、舞鶴湾から放鳥する。
繁殖地として国の天然記念物指定されている舞鶴湾の冠島から、毎年この時期になるとオオミズナギドリたちが南の海へと渡っていく。夏に生まれたばかりの若い鳥の中には、出発早々の福知山市近辺へ不時着してくるものがいて、平地からは飛び立てないため、保護されたものは海沿いの崖や高い橋から放鳥してもらっている。
昨年は中丹地方で18羽、一昨年は36羽が保護された。
今年の第1号は、11日朝、観音寺の舞鶴若狭自動車道高架下で保護された。見つけたのは石原で、ことぶき屋酒店を営む田中徹さん(61)夫婦。愛犬の散歩をしていて、うずくまる鳥を見つけ、保護した。
はじめはハトと思っていたが、脚に水かきがあったためオオミズナギドリだと分かり、市を通じて府へ連絡した。「府の職員さんが舞鶴から再挑戦させて下さるというので、よかったです。今度は無事に渡って行ってくれるといいですね」と話していた。
写真=保護されたオオミズナギドリ(田中さん撮影)
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