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両丹日日新聞2009年9月 2日のニュース

かぶせ茶で産地日本一に 全国茶品評会

良い茶を育てるため、生産農家は年間を通じて世話を続ける 全国の茶どころが出来を競い合う第63回全国茶品評会審査会が埼玉県で行われ、かぶせ茶の部門で福知山市が産地賞第1位に選ばれた。また個人でも水坂茶生産組合の高橋善雄さんが2位にあたる農林水産省生産局長賞に選ばれた。産地賞の2位は舞鶴市、3位は滋賀県甲賀市だった。褒賞授与式は10月にある。市内では1990年に当時の大江町が産地1位になっている。
 

 審査は8月25日から28日まで入間市の県農林総合研究センター茶業特産研究所で行われ、全7茶種9部門のうち、府内からは、てん茶など4茶種5部門に出品した。品評会では「玉露」と「かぶせ」は細分化してあるが、流通段階では同じ玉露として扱われ、特に両丹地方のかぶせ茶は、玉露と変わらない手をかけた栽培がされている。
 
 産地賞を獲得した福知山市は、主に由良川筋と夜久野町などで栽培されていて、各生産組合がJAと連携して栽培管理に努めてきた。
 
 由良川筋は川の恩恵で、夜久野高原は火山による黒土で土が深く、茶の栽培に適している。一方で雪が多くて茶の木が折れたり、霜で新芽が影響を受ける年もあるなど、苦労がある。農家はそれを栽培管理で乗り越え、良い茶を生産し続けてきた。
 
 かぶせ茶は、収穫前に2週間から20日ほど茶の木に黒い覆いをかぶせ、茶葉のうまみを増す栽培方法。他産地では茶の木に直接覆いをかける所もあるが、風で覆いの幕と葉がこすれたりするため、福知山では棚を造って覆いを張ることで、木を傷めないようにしている。
 
 芽の大きさに合わせ、初めのうちは1筋おきに覆いをかけ、交互にかけたり外したりして、木が弱らないよう光をあてる時間と、遮る時間のバランスを図り、しばらくして完全に覆う。市茶生産組合連合会の居相晋組合長は「一応の基準があるけど、その通りにはいかん。どのタイミングで覆いをするかは、経験と勘がいります」と話す。
 
 夏を過ぎて、ちょうどいま茶園は元肥を施す時期を迎えた。居相組合長は1袋20キロある油かすの袋を背負い、茶の木の間にまいて歩く。84歳。「年々重さがこたえるようになりましたが、ちゃんと肥料をやったお茶の味は違うからね」と、笑顔で作業に励んでいた。
 
 
写真=良い茶を育てるため、生産農家は年間を通じて世話を続ける
 

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