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両丹日日新聞2009年8月18日のニュース

子どもたちがササを振り、伝統の雨ごい「笹ばやし」

大人たちが作った柵を子どもたちがササでたたく「笹ぶり」 福知山市下六人部地域に伝わる雨ごい祭り「笹ばやし」が16日夜、多保市集落内で催された。当番の組が飾った山車のほか、子どもたちがササを振って走る「笹ぶり」があり、多くの見物人でにぎわった。
 

 笹ぶりは、「100日間雨が降らず干ばつに見舞われた」という寛文9年(1669)に、福知山藩主・朽木稙昌が命じて始まった江戸時代から続く地区の伝統行事。
 
 大人たち10人ほどが、カシの棒を縦、横に組み、井堰に見立てた柵を作って待ち構え、子どもたちが水でぬらしたササを持って駆け寄り、柵を何度もたたいて打ち破る。
 
 柵は、集落内から天神社までの約500メートルの間に5カ所設けられ、それらを子どもたちが打ち破って駆け抜けることで、「井堰を切るほどの雨が降る」ことを表す。
 
 笹ぶりは、地域7地区の宮総代や自治会長らが出席した神事のあとに始まった。
 
12個のちょうちんを付けた「十二まとい」を先導に、笛や太鼓、鐘のお囃子が天神社へと巡行し、道中に設けられる柵に向かい、小学4〜6年生の子どもたち約30人が、代わるがわる駆け寄り、歓声をあげながらササを振ってたたいた。
 
 笹ぶりと同時に、山車も伊勢音頭にあわせて巡行し、ことしは「大黒さま」を飾った人形が沿道で待ち受ける人たちの目を楽しませていた。
 
 
写真=大人たちが作った柵を子どもたちがササでたたく「笹ぶり」。多くの見物人でにぎわった
 

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