■森に親しみ 植樹や草木染め■
緑の少年団全国大会が31日まで府内一円で開かれ、全国から参加した子どもたちが自然を愛し緑を守り育てる心を育んだ。開会式にあたる記念式典では、ガールスカウト福知山緑の少年団が、活動を評価されて「みどりの奨励賞」を受賞。参加団体を代表して活動発表もした。
ガールスカウト福知山は、小学1年生から高校3年生までの団員26人とリーダー10人が登録し、福知山市三和町中出の山で自然に親しんでいる。
中出での活動を始めたのは1998年。合併前の旧三和町時代に、町から誘われて区有林を借り受け「中出の森」と名付け、自然観察などをするようになった。翌年から緑の少年団に入り、活動の幅を広げている。
府林業普及指導員に教えてもらって中出の森にある24種類の樹木の見分け方を覚え、最初は全部同じに思えた木や葉も、段々と違いが分かるようになり、楽しんで学習を進めた。「子ども樹木博士」の認定試験にも挑戦。全員が認定を受けた。
森に生えるススキを使った草木染め、巣箱かけ。台風23号被災で栗の木が倒れてしまったため、新たに実のなる木を植樹。中出のほか、菟原下地区でも炭焼きや田植え、稲刈りを体験している。
こうした活動を、地元の人たちが全面協力。栗の植樹の際には、区の人たちが前もって大きな穴を掘り、枯れ草や腐葉土で苗床をこしらえておくなど、大きな支えになっている。
■「自然は驚くことばかり」■
式典では、6年生団員の眞下七海さん(惇明小)、西川実奈見さん(修斉小)、岡実咲さん(成仁小)が壇上で発表をし、体験の一つひとつが「驚くことばかり」だったこと、「森に元気がなくなっていて、動物たちの住むところや餌が少なくなっている。私たちはもっと森を大切に手入れしないといけないなと思いました」などと報告した。
また、大会テーマに応募した団員の中から、福知山市立育英小学校緑の少年団の古関匡君(5年)が優秀賞を受けた。
写真=樹木の見分け方を教わり、子ども樹木博士に挑戦する団員たち
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