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両丹日日新聞2009年7月21日のニュース

報告集会で学校問題に区切り 悔しさ乗り越え新たなスタート 雲原(1)

学校体育館で開いた報告集会 地域と行政が一体となって積み上げてきた学校充実計画が、突然白紙撤回され、行政への不信を募らせてきた福知山市雲原地域の人たちが20日、公誠小学校・北陵中学校体育館で両校の休校・閉校報告集会を開いた。来春には近隣校に統合することになっていることから、子どもたちのためにと、「これからが新たなスタート」を合言葉に、わだかまりを乗り越えて地域活性化に励むきっかけにした。
 

■「一丸となり地域を元気に」■
 
 「一日も早く、一人でも児童、生徒を増やしてやりたい」との思いから、2004年4月にPTAが特別対策委員会を設けて学校問題を考えるようになり、地域全体の問題として取り組みは広まっていった。
 
 何度も会合を重ね、先進地の事例に学び、小中一貫校にするプランなどを市に提言。市と「二人三脚で計画を進め」て、市教委からは老朽化が激しい現校舎に代わり、新しい校舎を近くの北陵コミセン内に建設することなどが打ち出された。07年3月の市議会では1800万円の実施設計費が予算化され、地元はわいたが、その2カ月後、市教委は方針転換を決めた。
 
 それまでの経過を踏まえて地元は反対を表明し、納得のいく説明を求めてきたものの、行政側の姿勢は変わらず、今年5月、地元は「苦渋の決断」をして北陵中の閉校と、公誠小の休校に同意した。
 
 統合先の上川口小、川口中とスムーズな合流ができるよう、6月にはPTAの初顔合わせが行われ、今月9日には統合準備委員会も発足。地域は、新しいステップに踏み出す時を迎えた。
 
 報告集会には松山正治市長らも出席し、松山市長は「計画の白紙化で大変なご迷惑を与えた。休・廃校の決断は断腸の思いと拝察する」と述べた。地元側は学区地域振興会の谷口貞二会長、PTA特別対策委員会の木村輝幸委員長が、それぞれ「悲しく、悔しく、寂しくて仕方ない」などと胸のうちを吐き出しながら「いつまでも嘆き悲しんでばかりいられない」「学校が無くなっても、安心して住み続けられる地域づくりへ、新たなスタートを切る」と述べ、最後にPTAの井上光徳会長が、目を真っ赤にし、言葉を詰まらせながら「人数が増えれば再び学校ができるかもしれない。地域を元気にしていこう」と決意表明。みんなで新たなスタートを切った。
 
 
写真=来賓として出席した松山市長の言葉に、出席者全員が耳を傾けた
 

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