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両丹日日新聞2009年5月10日のニュース

絶滅危惧種II類のオキナグサ 施設のお年寄りらが増やす

オキナグサ  福知山市牧のケアハウス、ニコニコハウスに入居しているお年寄りが、乱獲で絶滅の恐れがあり、「幻の山野草」といわれるオキナグサ(翁草)を増殖させる取り組みを続けている。亡くなった仲間の遺志を受け継いでいるもので、今年初めて花を咲かせた株もある。栽培の輪を広げるため、15日に希望者に苗や種の無料配布をする。
 

 オキナグサは自生地が年々減り、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)II類に指定されている。ニコニコハウスに入居していた元福知山山野草の会会員、大槻さんが8年前、敷地内に23株を植えたが2年後に亡くなったため、花好きの住垣さん(82)と横田さん(84)が代わって育てている。
 
 春に赤紫色の花を咲かせたあと、白色で絹毛状の雌しべが広がり、やがて白い綿毛で覆われて球状に。その姿が白髪頭の老人を連想させるところから「翁草」と名づけられたという。大槻さんが自宅から移植したものは5株程度になってしまったが、2年目以降に住垣さんや横田さんが採取した種をまいて増やし、現在は150株ほどになっている。このうち約30株は今年初めて花を付けた。
 
 風通しが悪いと夏越しが難しく、こまめな除草がいり、園芸用の花より栽培は難しい。それでも住垣さんらは愛情を込めて育てており、「世話をするのが私の毎日の仕事。毎年、機嫌よう咲いてくれるととてもうれしい。はつ江さんもきっと喜んでいるでしょう」と話している。
 
 栽培の輪を広めるため、種子や苗の無料配布をする。配布4年目を迎え、今までに90人近くに渡した。開花の知らせも次々に届いている。15日午後2時から、同ハウスで現地見学と栽培説明会を開き、希望者に手渡す。参加希望者は事前にニコニコハウス=電話0773(33)3770=へ。
 
 
写真=愛情込めた世話で敷地内に群生しているオキナグサ
 
 

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