北近畿タンゴ鉄道(KTR)は4月30日、08年度の運輸旅客実績を発表した。輸送人員は発券ベースで200万3393人となり、前年度比1・6%増で3年ぶりに200万人台に回復した。
区間別では、西舞鶴−天橋立間が好調で、タンゴ悠遊号などの観光型企画列車やローカル鉄道バスツアー効果により、天橋立−豊岡間を抜いて初の利用客トップの路線になった。
一方、運輸収入は10億2154万4千円で前年度比1・7%減となった。昨年10月までは宮福線開業20周年の取り組み、各種企画乗車券が順調だったが、11月以降の景気悪化の進展に伴い、観光やビジネスなど定期外利用が低迷した。
とくに冬期観光の軸である2月が、暖冬とも重なり大幅減少。第4四半期の決算では前年度比10・1%減となり、通年の前年度割れを招く大きな要因となったが、通年の定期利用は増え、運輸収入を支えた。
定期利用では、定期券特急回数券や無記名全線パスなどが順調で、通勤定期の利用が12・3%増となったほか、宮福線での通学利用も2・6%増えた。定期輸送人員は100万380人で、全体のほぼ半分を占め、4年ぶりに100万人の大台を確保した。
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