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両丹日日新聞2009年4月20日のニュース

500年前を再現、朱塗りの社に平穏祈る 国重文・島田神社

0420simada.jpg 国の重要文化財・島田神社の本殿解体修理事業が完了し、福知山市畑中の現地で19日に完工式が行われた。2007年1月から今年3月末までの3年度にわたり、府が1億6500万円をかけて500年前の建立時の姿に復元した。文化財の宝庫・京都府でも、今回のように歴史ある建造物を完全に解体して復元修理するのは珍しく、貴重な文化遺産の継承は地元上豊富地区だけでなく、福知山全体にとっても大きな誇りとなる。
 

 現地での工事は07年4月から始まり、5月には、昭和9年(1934)の大改修の際に設けられた覆屋が取り外された。その後、本殿の解体が始まり、傷んでいる部材に補修を加えるなど、使われていた部材をできるだけ再利用して再建した。
 
 失われていた屋根も重厚感いっぱいに再現され、色落ちして木肌が見えていた柱や壁板は、室町時代の造営時そのままに彩色し、朱塗りの柱と白い壁が鮮やかによみがえった。
 
 帰省者が増える初もうでに間に合うようにと、本殿そのものは昨年末に工事が終わっていたが、周辺工事などもあり、3月に無事、すべての事業が完成し、この日の完工式を迎えた。
 
 式に先立って神事が営まれ、「元の構えのままに組み立て直し、姿うるわしく古(いにしえ)の色鮮やか」な社となったことを喜び、地域の平穏が続くことを祈った。
 
 式では、芦田昭副市長が、事業の中で本殿床下の発掘など様々な調査が行われ、研究が進んだ意義を唱える市長祝辞を読み上げ、氏子ら多くの人の力の結集をたたえた。
 
 今回の事業費の3分の1は地元負担となっており、屋根にふく「こけら」の裏に寄付者の名前を記す「こけら一枚運動」募金も行われ、計170万円の浄財が寄せられており、氏子筆頭の鈴木一郎さん(66)は府、市、工事関係者とともに寄付をした多くの人に感謝の言葉を述べ、「みんなで力を合わせて神社をもり立てていきたい」と話していた。
 
 
写真=陽光を浴びて輝く社殿で完成を祝う神事と式典が行われた
 

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