福知山市のまちづくりグループ・城下町を考える会(大谷勇世話人代表)が、旧市街地まちあるきマップ「タイムスリップ 五稲荷めぐり」を作製した。点在する稲荷神社を中心に、文化財的建造物やご当地店舗などをイラスト入りで楽しくまとめた。
同会では、独自のイベント「雛(ひな)荒し」「ふくちのお宝展」を通じて城下町のにぎわいづくりを進めている。マップ作製は、まちを楽しく散策してもらおうと、府地域力再生プロジェクト支援事業の交付金を受けて実施。京都文教大学講師をコーディネーターに迎え、一般参加も呼びかけて現地探索をするなど、地道に取り組んだ。
A2判の両面刷りで、折りたたむと縦21センチ、横10センチの大きさ。福知山では江戸時代から明治時代にかけて、各町の主だった世話役たちが、内記稲荷など城下の5つの稲荷をお参りして回り、諸祈願をしたとの言い伝えがあり、「五稲荷めぐり」と名づけた。
マップにはこれらの場所を記載したほか、御霊神社にある全国唯一の「堤防神社」、外観は洋館だが内部は木造りの「桜湯」、国の登録文化財になっている昭和初期建築の「惇明小学校本館」、ききょう通り商店街の「知恵翁、福童」像、梅干しを供えると首から上の病に霊験あらたかとされる「梅干半十郎観音」などを案内。公衆トイレや主な駐車場も載せた。
裏面では、城下町、御霊神社、由良川水運、かつての町のにぎわいなどを写真入りで紹介。あちこちに見られる旧家の虫籠窓(むしこまど)や防火用のうだつも取り上げている。
マップは2000部を作製。マップ掲載の施設や店舗などに置き、無料配布する。
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