府無形民俗文化財「丹波の漆かき」を絶やさないようにと、丹波漆生産組合(岡本嘉明組合長)は28日、漆の苗木50本を福知山市夜久野町小倉に植栽した。
日本では古くから仏像や美術品など貴重な品、日常の器など様々な用途に漆が使われ、各地で漆かき(採取)が行われてきた。
中でも夜久野の漆は質が良く、かつては多くの漆かき職人がいたが、近年は安い中国産に押されて減少。全国でも漆は年に少量しか採取されないようになった。
そこで漆の振興にと、生産組合が2003年から毎年、苗木の植栽に取り組んでいる。今年も組合員のほか、漆関連の仕事をしている賛助会員、「いい作品を手がけるためにも国産漆を守ってほしい」という京都や滋賀の漆芸作家、漆工芸を習う学生ら計35人が参加して苗木を植えていった。
植えたのは2年生の苗木で、10年ほどで漆が採取できるという。
写真=土壌改良の石灰をまいて苗木を植える参加者たち
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