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両丹日日新聞2009年3月23日のニュース

「そばを夜久野の産業に」と、町内の団体が結束

0322soba.jpg 福知山市夜久野町の農業、商業、観光など各種団体の関係者らが「そばG(グループ)の会」(中島代表、21人)を組織し、地域活性化に向けた取り組みを進めている。休耕田を使って、かつて盛んだったそば生産の作付面積を拡大し、新たに加工・販売を手がけることで、地域産業に育てる狙いだ。活動1周年を機に23日まで4日間、夜久野高原の道の駅・農匠の郷で、そば打ち体験会を開いたが、定員の5倍の約100人が参加する人気ぶりになった。 

夜久野は、寒暖の差が激しく、霧も深く、そば栽培の適地といわれる。40年ほど前から、多くの農家が生産していた。しかし、殻つきの玄そばの状態での出荷で収益性が低く、町内に加工する2次産業がないため衰退ぎみで、獣害が追い打ちをかけていた。
 
 そこで、市町合併を機に「何か行動を起こして町活性化につなげよう」と、町内のNPO団体、市商工会夜久野支部、福知山観光協会夜久野支部、夜久野星空の会、そば生産者ら関係者が集まって相談。地域全体でそばの生産から加工・販売まで一貫して行い付加価値を高める計画が、府の地域力再生プロジェクト支援事業に採用され、昨年4月に組織化した。
 
 昨秋に初収穫したそばの実を挽(ひ)くと、細かく香り高いそば粉ができあがり、メンバーたちは自信を深めている。
 
 夜久野産のそばのPRや都市農村の交流などを狙いに計画した「そば打ち体験会」は、市内を中心に参加募集したところ、希望が多く、開催日を急きょ当初予定の倍に増やした。22日は、市内を中心に17人が訪れ、夜久野荘でメンバーに教わりながら、そば打ちやそば豆腐づくりを体験し、昼はレストラン本陣でそばご飯、そば衣の天ぷらなど、そばづくしの料理を味わった。
 
 同町平野の主婦、月見さん(61)は「減反で5、6年前からそば栽培をしています。そばの生地を延ばすのが難しくて、なかなかおいしい手打ちそばができません。上手に打つこつを覚えて帰りたい」と楽しそうに作業をしていた。
 
 中島代表は「そばに関心のある人が予想以上に多く、びっくりしています。休耕田を有効活用し、獣害対策を施すことで、そば生産を軌道に乗せたい。町のシンボル的な農匠の郷を盛り上げるためにも、生めん、乾めんを製造して古里産品として販売し、レストランのメニューに加えてもらうようにお願いしている。他の産地に負けないそばをつくるため、種の品種改良も進めたい」と意欲をみせている。
 
 
写真=そば打ち体験用のそば粉を準備するメンバー
 
 

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