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両丹日日新聞2009年2月26日のニュース

不自由な手で木彫り続け自宅で鳥、ひななど展示

0225siomiakio.jpg 自転車事故が原因で思うように動かない右手に小刀を握り、木を彫り、鳥など様々な作品を仕上げていく。福知山市猪崎、塩見昭夫さん(75)は、リハビリにと始めた木彫りが今では何よりの生きがいになっている。作品はどれも精巧にできており、周囲が驚くほどの出来栄え。3月2日から、これまで作った作品の数々を自宅で展示する。
 

 塩見さんは1996年に、自転車事故で頚椎(けいつい)を傷めた。約半年間入院したが、右足と右手はしびれた状態で、右手は開きにくくなった。退院後しばらくして、心のイライラと手足のしびれを忘れようと、絵を始めた。木彫りは絵と同様に、リハビリにもなればと、05年秋ごろから取り組んだ。飲食店で見た鳥の木彫り作品に感銘を受け、自分でも作ってみたいと思ったのがきっかけだった。
 
 材料はアカマツやホウの木などで、当初は購入していたが、今では友人たちが提供してくれる。主に小刀で削り、形作っていく。利き手の右手はあまり力を入れることが出来ず、2時間ほど作業すると疲れが出てくるが、1週間ほどかけて1体を完成させる。
 
 鳥の作品はアカゲラやメジロ、スズメ、インコなどで、くちばしや羽なども細かく彫っている。鳥を入れるかご、今年のえとにちなんだ牛の置物のほか、昨年4月からは1年近くかけて、十数体のウサギなどのひな人形も作った。
 
 アクリル絵の具で色を塗り、鳥はリアルに、ひな人形はかわいく仕上げている。細かい部分は時間がかかるが、作業中は手のしびれを忘れるほど没頭する。
 
 これまで作ったのは約150点。塩見さんは「事故当時、医者からは寝たきりになるかもしれないといわれ、以前は字を書くことも出来ませんでした。作品にはどれも愛着があり、かわいい。今後もいろんなものを彫っていきたい」と、創作意欲にあふれている。
 
 展示は8日まで。時間は午前9時30分から午後5時30分までで、無料。自宅近くに駐車場も借りている。
 
 
写真=塩見さんと丹精込めて彫った作品の数々
 
 

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