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両丹日日新聞2009年2月 7日のニュース

福知山成美 センバツへの「キセキ」・下

0207imoto.jpg 福知山成美2006年秋の新チーム。選手個々の力は高く、同年夏の甲子園ベスト8のチーム以上の力があった。それを証明した秋季大会。新チームの始動が遅れ、国体などが重なり、決して恵まれた状況ではないなか、京都大会で優勝。冬が過ぎて4月、井本自宣教諭は野球部の部長に就いた。ちょうどそのころ特待生問題が浮上し、5月には野球部の不祥事による練習試合の自粛など予期せぬことがあった。選手らは春以降、実戦を経験する機会がないまま、いきなり夏の公式戦(全国高校野球選手権京都大会)に臨むことになった。
 

■一試合ごと 力を全て出して■
 
 ◇…実戦練習の不足が不安視された夏の京都大会。3回戦でシード校・乙訓と対戦。初回にエラーによる失点で浮き足だち、3回にも追加点を許した。慣れない雨中のナイター。4−5で敗れた。
 
 「相手チームの校歌をベンチ前で聞きながら、悔しさと選手に対する申し訳なさでいっぱいだった。特待生問題などで十分な実戦練習ができなかったのは、選手の責任ではない。そんな状態で試合に臨ませてしまったのは私のせい。激しく雨の降る夜空を見上げながら、涙を流した。この悔しさは絶対に忘れない、と」
 
 ◇…ベンチの中で、部長としての役割を試行錯誤していた。乙訓戦もベンチ内に重苦しい雰囲気があったが、どう声を掛けていいのか分からないまま、試合は終わった。
 
 「あの時、何かできたのではないか。ベンチ内での私の役割を考えた。選手は負けたら次はない。だから、必死になって戦っている。私も一試合一試合、最後だと思って臨んでいこう」
 
 ◇…そして現在のスタイルになった。選手よりもベンチの前に出て、最前列で声を出す。
 
 「どんな言葉でもいい、少しでもその言葉によって、選手を勇気づけることができれば、と思う。1次戦だろうが、夏の大会だろうが関係ない。試合終了後に、声はいつもかれているようになった」
 
 ◇…センバツまであと2カ月を切った。
 
 「昨夏の甲子園は不完全燃焼で終わり、悔しさも味わった。だが、センバツ出場という素晴らしいプレゼントを与えられた。夏のリベンジという意味でも、選手たちには甲子園という大舞台で、持てる力を全部出してほしい。関係者の方々や日ごろから応援して頂いている成美野球部のファンの皆様には心から感謝したい。部員、ベンチの全員、精いっぱいやっていきます。これからもご支援、ご声援をお願いします」
 
 
写真=センバツ初出場が決まり部員とともに喜ぶ井本部長(1月23日、成美高グラウンドで)
 
 

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