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両丹日日新聞2009年1月14日のニュース

村の木に大きな草履 金尾で400年以上続く行事「コト」  

0114koto.jpg 福知山市夜久野町金尾地区(皆谷徹自治会長、18世帯)の公民館近くのサクラの木に、大きな草履や宝船をつないだ「つくりもの」が飾られている。地元の人たちが12日に開いた正月の伝統行事「コト(事始め)」で手作りした。この1年間の厄よけになるという。

 コトは戦前、年初めを祝うために町内の大半の地区で催されていたが、過疎化など時代の変遷で年々減り、今では貴重な古里の民俗行事になっている。金尾では400年以上前に始まり、1月中旬に開くのが習わしになっているという。
 
 公民館で午前8時から開いたコトには、都会に出ている出身者を含めて幼児からお年寄りまで40人が集まった。
 
 つくりものは長老が中心になって担当し、魔よけの力があると言うハゼの木で小さな臼ときね、12膳の箸(はし)を作り、わらで大きな足中草履(半分だけの草履)や宝船を編み、ひもでつないだ。昼過ぎにようやく完成し、クレーンを使って地区の中央付近にある高さ15メートルほどのサクラの木の枝につるした。
 
 子どもたちや若者は、持ち寄った餅米で餅つきをし、最後の一臼は「いわい唄」を歌って今年の豊作に祈りを込めた。石臼でひいたばかりの黄な粉や大根おろしをつけて味わった。
 
 皆谷自治会長は「コトは結婚や新築など祝い事があった家で開き、つくりものは庭木につりさげていました。6、7年前から女性も参加できるようにし、会場を公民館に移しました。一層にぎやかになり、好評で、こんごも絶やすことなく毎年続けたい」と話していた。
 
 
写真=金尾公民館近くのサクラの木にさげられた厄よけのつくりもの
 
 

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