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両丹日日新聞2008年12月21日のニュース

高齢障害者施設が農園作業 小豆栽培で勇気と笑顔

1220npo.jpg 福知山市南栄町に今春誕生した高齢障害者の福祉作業所「しあわせネット・勇気」が、夏から秋にかけて農地を借りて小豆栽培をした。大粒の豆を丁寧に仕分けて評判が良く、ほぼ完売となったのを祝い、21日に近くで収穫祭を開く。

 施設はNPO人権の会しあわせネットワーク(阪根理事長)の運営で、惇明小学校グラウンドに隣接して4月1日に開所。現在11人が通い、カーナビ部品の下請け加工作業を主にしている。世界経済の急失速で、このところ仕事が急減。今後も見通しは厳しい。そんな中でも明るい話題となったのが、農園の取り組みだった。
 
 府が施設外就労対策に力を入れていることもあり、市内今安に農地約20アールを借りて丹波大納言の栽培に取り組んだ。
 
 「ゆうき農園」と名付け、7月に種をまいて10月に収穫。施設のサービス管理責任者、加鹿敏子さんに指導してもらいながら無農薬、有機栽培で大粒の小豆を育てることができた。莢(さや)ぼり、莢から豆を取り出す脱穀なども丁寧に作業。通所者の平均年齢は64・7歳。急いだ仕事はしにくくても、根気よく丁寧な仕事は得意とあって、小豆栽培はピッタリだった。
 
 ずっと屋内で電子部品の仕事をしていた時に比べ、農園での作業が加わり気分転換ができて通所者たちの表情も笑顔が増えた。
 
 収量は170キロ。イベント会場などで販売したほか、市公設卸売市場にも出荷。直接の注文を受けたりもして、ほぼ完売して15万円の売り上げになった。一井義光施設長は「多くのみなさんに支援いただけたおかげです」と感謝。「お年寄りたちが生き生きと作業しておられ、農園は予想以上の効果をもたらしてくれています」と喜ぶ。
 
 今回の成果を生かし、一年を通して農作業に取り組みたい意向で、年明けからは九条ネギの栽培にかかる計画でいる。
 
 収穫祭は午前10時から岡ノ三教育集会所で開き、午前中はもちつきなどをし、午後はボランティアたちによる南京玉すだれ、安来節などを楽しむ。
 
 
写真=「ゆうき農園」で小豆の世話をするお年寄りたち

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