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両丹日日新聞2008年12月15日のニュース

鬼シンポジウムで「源氏物語と物の怪」学ぶ

1215onisinpo.jpg 鬼に関心をもつ人たちが集う「鬼シンポジウムinふくちやま2008」(世界鬼学会、福知山市教委主催)が14日、福知山市大江町河守中央の町総合会館イベントホールで開かれた。会場には約150人が訪れ、大阪大学の加藤洋介・准教授の講演に耳を傾けたあと、MAF管弦楽団のコンサートを楽しんだ。
 

 加藤准教授は源氏物語研究の第一人者。この日は「源氏物語と物の怪(け)」と題して講演。物の怪はいま、鬼、霊を指すモノの気(け)と言う意味があることや、古今和歌集では「鬼」を「もの」と読んでいたことなどを取り上げ、鬼と物の怪は無関係ではないことなどを説明した。
 
 この上で、平安時代には鬼の起源ともいえる物の怪を身近に感じ、源氏物語の中では口実や言い訳などに都合よく使われていることを取り上げた。
 
 物語の中では、密通により藤壺が光源氏の子を懐妊し、都合が悪くて懐妊時期を偽り、出産時期が公言していた時より大きくずれたことを物の怪のせいとする場面を紹介。不可解な行動を取る人物も物の怪がついたという表現をしていることを指摘した。
 
 また、思いを寄せる女性が母親と同居していて会うチャンスがない場合は、母親が物の怪につかれたとして別荘で加持祈祷(きとう)を受けさせ、母娘を引き離し、娘のもとに通うという、物の怪をうまく使いこなしているシーンなども取り上げた。
 
 講演のあと、MAF管弦楽団のウインターコンサートがあり、大江町出身の作詞家・真下飛泉の「戦友」などを演奏した。
 
 
写真=「源氏物語と物の怪」と題して講演する加藤准教授

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