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両丹日日新聞2008年11月 6日のニュース

機械化進む小豆の収穫 全国最高級品種の京都大納言

1106azuki.jpg 全国一の高級品種、京都大納言小豆の収穫が本格的に始まった。質が良いため市場で高い人気を誇るものの、栽培、収穫に手間がかかることからなかなか増産できずにいたが、近年は機械化が進み、福知山市内でも専用のコンバインがうなりを上げて農地を行き交っている。
 

 大粒で色つやが良く、煮ても皮が破れない丹波産の小豆は「丹波大納言」と呼ばれ、全国に胸を張る高級ブランドになっている。その中でも特に府が力を入れている品種が、京都大納言。あんの一粒ひとつぶにまで気を配る京菓子などに需要が多いが、これまでは手作業に頼っていたため増産できずにいた。
 
 府の調べでは、収穫から粒にするまでに手作業の場合、10アールあたり91時間かかる。それがコンバインを使えば10時間以下。農地の条件にもよるが4、5時間で終わってしまう。JA京都福知山支店管内では今年、全栽培面積50ヘクタールのうち半分以上の30ヘクタールが機械刈りになった。
 
 小豆省力機械化部会(田渕規部会長)で昨年、一昨年に1台ずつ専用コンバインを導入。今年は3日から2台がフル回転で収穫作業にあたっている。
 
 戸田、石原、土の3集落でつくる農事組合法人遷喬ふぁーむは、今年初めて土地区の10ヘクタールで栽培した。ここのところ晴天が続き、農地も小豆もよく乾いていて収穫しやすくなっており、コンバインが往復するたび、つやの良い小豆の粒で収穫袋がいっぱいになっていた。
 
■莢の付き良く、粒は大きく
 
 収穫の際には、どうしても取りこぼしてしまう豆ができてしまい、手作業で1割、機械刈りの場合は3割が目安とされる。遷喬ふぁーむの農地では、「好条件がそろったことから2割くらいで済みそうで、反収(約10アールあたりの収穫量)70キロほどを見込んでいる」という。
 
 府中丹東農業改良普及センターによると、今年は全体に莢(さや)付きが良く、粒も平年並みの大きさに育った。10月に入って夜温が下がったため落葉が昨年より進み、機械刈りに良い条件となった。
 同支店管内では12月初めまで収穫作業が続く見通しで、関係者たちは「このまま天気が続いてほしいねえ」と笑顔を見せていた。
 
 
写真=コンバインから取り外した袋には、色つやの良い小豆がどっしり詰まる(5日)
 
 

    

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