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両丹日日新聞2008年10月23日のニュース

62年目の修学旅行−終戦混乱期に果たせなかった夢かなう

1023hosomiko.jpg 終戦後の混乱期に福知山市三和町千束の細見国民学校(現細見小学校)を卒業した人たちがこのほど、62年前に果たせなかった「修学旅行」の夢を実現させた。学校の協力を得て、卒業写真や旧校舎の写真などを収めた記念アルバムも手作りし、会場で配布した。
 

 昭和22年(1947)3月に卒業した人たちで、2年前に初めて京都市内で同窓会を開いた際、「修学旅行にみんなで行きたい」との声が強かった。そこで、地元の垣谷貞夫さん、垣谷久雄さん、田中俊明さん=いずれも同町辻=の3人が中心になって準備を進めた。
 
 当時、修学旅行といえば三重県の伊勢と決まっていたが、今回は体力的に無理のないコースをと、滋賀県琵琶湖・信楽を訪ねる1泊2日のバス旅行に決め、9月29、30両日に出かけた。遠くは関東地方からも駆けつけ、卒業生91人のうち男女22人が参加した。
 
■細見国民学校卒業生 現小学校の協力受け記念アルバムも作る
 
 夜の宴会場では記念アルバムと記録集が配られた。アルバムには、クラス全員が並ぶ卒業記念写真、当時の校舎と現校舎の写真などが収められている。これは学校や地元の人の協力を得て作った。
 
 当時の様子を紹介する記録集は、湊令子・現校長が学校に残る資料から抜粋した内容で、戦闘機が襲来したこと、食糧難で児童たちが運動場にイモを植える勤労奉仕に努めたことなどが紹介されている。
 
 参加者たちは、卒業写真や記録集を手に学校生活の思い出を懐かしんだ。また先輩たちのためにと、現在の3年生15人が校歌を歌い、それを収録したCDがプレゼントされ、児童たちが歌う校歌が流れ、母校への思いを一層募らせた。
 
 代表幹事の垣谷貞夫さんら3人は、母校に何度も足を運び準備した。「宴会を終え部屋に戻ってからも話が尽きませんでした。みんな苦しい時代でしたが、机を並べた仲間は本当にいいもの。学校がアルバム作りから記録集作成まで協力して下さり、本当にありがたかった。おかげでいい旅行ができた」と感謝。これからも学校訪問などで児童との交流が図れたら、との夢を抱いている。
 
 
写真=修学旅行の夢を実現させた細見国民学校の卒業生たち
 
 

    

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